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〔マーケットアイ〕外為:オプション1カ月、年初来最大のドル安/円高予想 仏選挙リスク織り込む
2017年4月6日 / 07:14 / 5ヶ月前

〔マーケットアイ〕外為:オプション1カ月、年初来最大のドル安/円高予想 仏選挙リスク織り込む

[東京 6日 ロイター] -

<16:04> オプション1カ月、年初来最大のドル安/円高予想 仏選挙リスク織り込む

ドル/円は110.56円付近。スポット市場では心理的節目110円を前に粘り腰の展開が続いているが、通貨オプション市場ではドル安/円高への警戒が強まっている。

ドル/円のリスクリバーサル25デルタは、ドル安/円高予想を映すドル・プット・オーバーの傾きを拡げている。

1カ月物は、ロイターのデータによると、昨年の米大統領選翌日11月9日以来の傾きの大きさに拡大した。「仏大統領選の決選投票の投開票日が実質的に対象期間に入ったことで、万が一のケースでの円高リスクをヘッジする動きだろう」と、あおぞら銀行の市場商品部部長、諸我晃氏は指摘する。

1カ月物のミッドプライスは、ドル・プット・オーバーの傾きを前の日の1.05%付近から1.80%付近へと急拡大させた。

同リスクリバーサル1カ月物は、米国でオバマケア代替案の採決をめぐって議会が揺れた3月後半にはドル・プット・オーバー1.6%付近に傾きを拡げたが、4月にかけてスポット相場が持ち直すと同1%付近に傾きを縮小。その後にスポット価格が再下落しても追随せず、傾きを維持したことから「目先の相場の底堅さを映す動き」(国内金融機関)とみられていた。

トランプ大統領が予想外に当選した際には同2.7%付近に、英国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利した際には同2.95%付近に、それぞれ拡大した経緯がある。

1週間物のミドルプライスも、ドル・プット・オーバーの傾きを、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨発表前の0.4%付近から一時0.7%へと拡げた。ソシエテ・ジェネラル銀行の為替資金営業部長、鈴木恭輔氏は「FOMC議事要旨の発表後の株安や地政学的リスクの高まりを映しているのだろう」と指摘している。

<14:55> ドル110円前半、FOMC議事要旨でインフレリスクは中立と判断

ドルは110.39円付近。ユーロは117.86円付近。欧州勢の参加に伴い、若干上値が抑えられている。

前日公表された3月14―15日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では「米株価が通常の評価基準から、かなり割高」と数人のFOMCメンバーが指摘したことが判明し、前日の米株価の下落の一因となった。

また、同議事要旨では、FOMCメンバーが、インフレ見通しのリスクはほぼ中立と判断したことが分かった。

議事要旨では、インフレのダウンサイドリスクとして「長期的なインフレ期待率が低下した可能性」、および「ドルが相当程度上昇する可能性」を挙げ、それらが「経済が長期的な潜在成長力を上回る拡大を続けること」によるインフレのアップサイドリスクをほぼ打ち消している、との見方が示された。

為替市場は上記箇所に反応を示さなかったが、FOMCメンバーは、ドルの一段高を引き続き、インフレのダウンサイドリスクとして認識していることが分かった。

<13:38> クロス円の下げ目立つ、下げ渋るドル/円と好対照

ドルは110円半ばで下げ渋り。朝方から、公的機関投資家などによるドル買いに支えられ、日経平均の大幅安や米長期金利の低下にも関わらず、110円半ばを維持している。

他方、朝方から総じて下落が顕著なクロス円は、午後に入り、いったん下げ止まったものの、軟調地合いが続いている。

豪ドル/円は早朝の高値84.30円付近から83.15円付近まで下落し、目下83.30円付近。

英ポンド/円は早朝の高値138.20円付近から137.70円まで下落し、目下137.85円付近。

ユーロ/円は朝方の高値118.08円から117.77円まで下落し、目下117.89円付近。

「それぞれのクロス円について、特にネガティブなニュースがあるわけではない。しいて言えば、北朝鮮をめぐる情勢が不穏なことや、米中首脳会談を控えて、短期筋がこれまでの円売りポジションを巻き戻しているのではないか」(機関投資家)という。

<12:50> 米10年国債利回りは2.33%後半に低下、北朝鮮めぐる地政学リスク警戒

ドルは110.46円付近。

朝方から、公的機関投資家などによるドル買いが支えとなり、株安や米長期金利の低下にも関わらず、110円を割り込まずに推移している。

米10年国債利回りは2.3390/2.3372%の気配と、前日ニューヨーク市場終盤の2.357%から低下している。

同利回りは東京時間早朝に一時2.3247%付近まで低下した。

北朝鮮を巡る地政学リスクに対する投資家の警戒感を背景に、安全資産としての米国債に資金が流入しているとみられる。

  スウィフト米海軍太平洋艦隊司令官は6日、都内でロイターなどとのインタビューに応じ、米国の対北朝鮮政策について、外交的・経済的な手段では期待したような成果が出なかったと述べた。

一方、マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障問題)は6日、韓国当局者と電話会談し、地上配備型ミサイル迎撃システム「THAAD」の配備を予定通り進めることで合意した。韓国大統領府が明らかにした。

5日の北朝鮮のミサイル発射や、きょうから行われる米中首脳会談について協議したとしている。

<12:21> 正午のドルは110円半ば、北朝鮮問題のエスカレート警戒

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の110.50/52円。海外時間の流れを引き継いで上値の重い展開となった。北朝鮮のミサイル問題のエスカレートが警戒される中、日本株が下げ幅を拡大したことなども影響したもよう。

早朝110.70円台で推移していたドルは、午前10時頃までに110.29円までじりじり値を下げた。日経平均が下げ幅を200円超に拡大したのは、日米首脳が北朝鮮問題について電話会談を行ったことで地政学リスクが意識されたことが背景。

仲値付近は輸入企業のドル買い/円売りが優勢だった。一方、国内の機関投資家の買い意欲は乏しい。正午にかけては110.30─50円で方向感なく推移したが、買い支えがなくなれば、海外時間に110円ちょうどを試す可能性もあるという。

前日海外時間に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が東京時間でも話題になっていた。ドル/円は公表後にじりじり下落したが、「バランスシート縮小に関する言及があり、内容自体はタカ派的。ドル売り材料ではない」(同)との見方が出ていた。ADP全米雇用報告の予想上振れでドルが上昇していたこともあり、短期筋の利益確定売りが出ただけとの指摘もあった。

<11:42> ドル/円は一進一退、国内機関投資家は109円台への下落待ちか

ドルは110.39円付近。

輸入企業のドル買い/円売りが観測される一方、国内の機関投資家の買い意欲は乏しいという。「機関投資家は110円付近でドルを買いたいと考えていたが、ここまできたら109円台になったところで買おうという心理になっている」(国内金融機関)との声が出ていた。

現在のドル/円は一進一退だが、買い支えがなくなれば、海外時間に110円を試す可能性もあるという。

<09:35> ドル110円前半、日経平均の下げ拡大に連れ安

ドルは110.36円付近。

前日比106円安で始まった日経平均が200円超に下げ幅を拡大し、ドル/円も連れ安となっている。前日海外時間に発表されたADP全米雇用報告が強い数字になっても111円台で伸び悩んだことから、「積極的にドルを買うような雰囲気ではない。何かドル売り材料を探しているような相場だ」(国内金融機関)との声が出ていた。

きょうから米中首脳会談が始まるが、北朝鮮問題がクローズアップされれば「米国の対中貿易赤字などの通商問題が前面に出る公算は小さくなり、つれて円相場に対する影響も限定的となる可能性がある」(みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト)との見方が出ていた。

<08:41> ドル110円半ば、FOMCがバランスシート年内縮小の妥当性議論

ドルは110.49円付近でもみ合い。

前日海外時間に111.45円まで上昇していたドルは、東京時間早朝にかけて110円半ばまで下落した。米連邦準備理事会(FRB)が公表した3月14━15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、大半のメンバーが経済が想定通りに推移すれば、年内にバランスシート縮小に着手すべきとの考えを示していたとことが明らかとなった。

初期反応は米長期金利上昇・ドル買いとなったが、議事要旨の内容をネガティブに受け止めた株式市場が崩れ、ドル買いの流れが反転した。海外のアナリストからは「バランスシートを調整すれば利上げの必要性は減る。このことがドルを少し押し下げたのかもしれない」との説明もあった。

FOMC議事要旨の発表前は、米雇用統計の前哨戦として注目されるADP全米雇用報告が市場予想を大幅に上回る伸びを示したことで、ドルは上昇していた。

<07:59> ドル109.90─111.20円の見通し、朝鮮半島・米中首脳会談を注視

ドル/円は110.49円付近、ユーロ/ドルは1.0671ドル付近、ユーロ/円は117.91円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が109.90―111.20円、ユーロ/ドルが1.0620─1.0720ドル、ユーロ/円が117.20―118.50円とみられている。

ドルは朝方に110.39円まで下落した。安倍晋三首相とトランプ米大統領が北朝鮮の弾道ミサイル発射について電話で会談したことが伝わった。朝鮮半島の緊張がリスク回避につながっている可能性があるという。110円割れもあり得るが、「米雇用統計への期待もあるので109円後半では下げ止まりそうだ」(外為アナリスト)との声も出ていた。

一方、111円台では戻り待ちのドル売りも出る可能性も指摘されている。

きょうから7日にかけて米中首脳会談が行われる。そのほか経済指標の発表・イベントとしては、中国の3月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、財新)、米国の新規失業保険申請件数、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の講演などがある。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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