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〔マーケットアイ〕外為:ドルは113円半ばで上値重い、韓国新政権の北朝鮮への対応に注目
2017年5月10日 / 04:34 / 5ヶ月前

〔マーケットアイ〕外為:ドルは113円半ばで上値重い、韓国新政権の北朝鮮への対応に注目

[東京 10日 ロイター] -

<13:27> ドルは113円半ばで上値重い、韓国新政権の北朝鮮への対応に注目

ドルは113.67円付近で上値が重い。

韓国大統領選で勝利した文在寅(ムン・ジェイン)氏が就任宣誓を行った。北朝鮮を訪問する用意があると表明し、米軍の新型迎撃ミサイルTHAAD(サード)配備を巡り米中と協議する考えも示した。

同氏の当選は市場に織り込まれていたためサプライズにはならなかったが、今後、北朝鮮への対応が絡んでくることで材料になる可能性があるという。「THAADの韓国配備に関して『自らの政権で判断する』としている新大統領のスタンスを通じ、米国の北朝鮮に対するけん制姿勢が弱まるのかどうかが注目される」(みずほ証券)との指摘があった。

きょうの午前4時半ごろ、北朝鮮の駐英大使がインタビューで6回目の核実験を計画していると発言したことが伝わると、地政学リスクが意識され、円買いが強まった。市場では「駐英大使がどれほど中央の政治の情報を持っているかは疑問。駐英大使は質問に対して一般的な返答をしただけではないか」(国内証券)との見方も聞かれた。

<12:22> 正午のドル/円はもみ合い、米利上げの思惑と地政学リスクが綱引き

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ややドル安/円高の113.79/81円だった。米国での早期利上げの思惑を支えに底堅さが意識された一方、北朝鮮を巡る地政学リスクなどが重しとなり、113円後半でのもみ合いが続いた。

海外時間の終盤の弱い地合いを引き継いで、朝方には一時113.63円に下押ししたが、仲値公示にかけてじりじりと水準を持ち直し一時113.94円に上昇した。商業決済が集中しやすい五・十日に当たり、国内輸入企業のドル買いが支えになった。

正午にかけては、再び下押しされた。「地政学リスクへの警戒感がぶり返しているのではないか」(国内金融機関)との声が聞かれた。

前日のニューヨーク時間終盤には、北朝鮮の駐英大使による核実験に関連した英テレビのインタビューでの発言が伝わり、米株価が下落してリスク回避の円買いが強まった。

ロス米商務長官の「ドルが強すぎるのではなく、ほかの通貨が弱すぎる」との発言や、トランプ米大統領が連邦捜査局(FBI)のコミー長官を解任したとの報道も伝わった。

もっとも、米早期利上げへの思惑も根強く、底堅さも意識される。「6月米連邦公開市場委員会(FOMC)までは、積極的には売りにくい」(りそな銀行の総合資金部クライアントマネージャー、武富龍太氏)との声も聞かれた。

<10:43> ドル113円後半でもみ合い、中国CPI・PPIへの反応限定的

ドル/円は113.89円付近。豪ドル/円は83.75円付近。

仲値公示を挟んでドル/円は、もみ合いながらじりじりと水準を持ち直した。一時113.94円に上昇した。

中国の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)への相場の反応は限られた。4月の中国CPIは前年比1.2%上昇(予想は1.1%上昇)、生産者物価指数は前年比6.4%上昇(同6.9%上昇)だった。

<9:27> ドル113円後半でもみ合い、中国指標への豪ドル反応に関心も

ドル/円は113.76円付近でもみ合っている。一時113.63円に下押ししたが、日経平均株価が小高く推移する中、やや値を持ち直している。

中国の消費者物価指数、生産者物価指数の発表を東京時間の午前10時半に控えている。よほど想定外の数字にならなければドル/円の反応は限られそうだというが「中国動向に反応しやすい豪ドル経由の影響には注意が必要」(国内金融機関)との見方も聞かれた。

一方、「かなりスティープに物価が上昇していく姿を想定することは難しい」「物価2%目標、中長期の目標と位置づけるのが良い」「脱デフレ完遂に息長く取り組むことが必要」など日銀の金融政策決定会合における主な意見(4月26、27日開催分)が公表されたほか、日銀の黒田東彦総裁の「日銀が量的・質的金融緩和を導入して以降、過度な円高は是正された」などの発言が伝わったが、これまでの相場反応は限られている。

<8:28> ドル113円後半、地政学・政治リスクが重しに

ドル/円は113.70円付近。

前日のニューヨーク時間終盤には、北朝鮮が6回目の核実験を計画しているとの一部報道を受けて米株価が下落し、リスク回避の円買いが強まった。ロス米商務長官の「ドルが強すぎるのではなく、ほかの通貨が弱すぎる」との発言も伝わっており、上値を重くしているという。このほか、トランプ米大統領が連邦捜査局(FBI)のコミー長官を解任したとの報道も伝わっている。

ただ、米早期利上げへの思惑も根強く、底堅さも意識されている。「113円は前日も割れなかった。北朝鮮などでよほど深刻な展開でもなければ、割り込まないのではないか」(国内金融機関)との声が出ていた。

<7:51> ドル113.20─114.40円の見通し、米利上げ期待継続で底堅いか

ドル/円は113.72円付近、ユーロ/ドルは1.0885ドル付近、ユーロ/円は123.87円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が113.20─114.40円、ユーロ/ドルが1.0830─1.0930ドル、ユーロ/円が123.20─124.40円とみられている。

米国の早期利上げへの思惑が継続して底堅いとみられる一方、北朝鮮を巡る地政学リスクがくすぶり、上値追いは限られそうだという。東京時間は株価をにらんで113円後半を軸にもみ合うと予想されている

商業決済が集中しやすい五・十日に当たり、仲値公示に向けて国内輸入企業のドル買いが支えになるとみられる。「日経平均株価が強ければ目線は114円方向」(国内金融機関)との声が聞かれた。

前日の海外時間には、ドルが対円で114円台とほぼ2カ月ぶりの水準に上昇した。フランス大統領選の決選投票結果を受けて投資家のリスク志向が強まり、米国が次回の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げに踏み切るとの観測が継続した。

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