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〔マーケットアイ〕外為:ドル111円後半、為替スワップ経由のドル調達コストは小幅に低下
2017年5月25日 / 07:59 / 5ヶ月前

〔マーケットアイ〕外為:ドル111円後半、為替スワップ経由のドル調達コストは小幅に低下

[東京 25日 ロイター] -

<16:46>ドル111円後半、為替スワップ経由のドル調達コストは小幅に低下

ドルは111.85円付近で強含み。東京市場での下値が111.50円とドルの底堅さが確認されたため、欧州序盤では短期筋を中心にドルの買い戻しが先行している。

円投/ドル転の為替スワップでは、3カ月物のドル調達コストが160.26ベーシスポイント(bp)と前日の163.23bpから低下した。

とはいえ、ドル/円金利差からの乖離(かいり)幅(ベーシス=上乗せ金利)は40.50bpと再び40bp台に反発した。ベーシスは4月月初に29.87bpと一時30bpを割り込み、5月上旬まで30bp台で推移していた。

財務省によると、本邦投資家は4月に外国中長期債を4兆2559億円売り越している。しかし、5月20日までの3週間では2兆9626億円買い越している。

「金融機関は4月に大幅に外債を売り越したが、そのより戻しが来ている。現在のドル安環境では、新規投資はヘッジ付きを選択すると予想され、ベーシスに圧力がかかっている」(金融機関)という。

<13:17>ドル/円小動き、LIBOR―OISが1年半ぶり水準まで縮小

ドルは111円半ばで方向感に乏しい。

ドルの短期金融市場では、流動性の指標であるLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)とOIS(翌日物金利スワップ)の乖離(かいり)幅が、1年半ぶりの水準まで縮小している。

ドルLIBOR―OISスプレッドは3カ月物で、22日に12.06ベーシスポイント(bp)まで低下し2015年11月19日以来の低水準となった。

24日時点では13.16bpと依然1年半ぶり低水準圏で推移している。

それぞれの金利をみると、政策金利の見通しが織り込まれるOISは、前回利上げが実施された3月15日以降、これまでの10週間で16bp上昇した。

一方、3カ月物ドルLIBORは同期間に4.94bpしか上昇せず、結果的にLIBOR―OISスプレッドが縮小した。

米国債市場では指標となる10年物米国債利回りが2.2519/2.2501%の気配。前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準での取引となっている。

同利回りは3月10日に2.629%まで、5月11日に2.420%まで上昇したが、その後は反落に転じている。

  米連邦準備理事会(FRB)が24日公表した5月2-3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨によると、参加した政策当局者は、大半が間もなく利上げが適切になると想定しつつも、最近の経済指標の弱含みが一時的とするだけの証拠が得られるまで利上げは待つべきだとの考えで一致した。

FRBのバランスシート縮小を、年内に開始することについては、ほぼ全員が前向きな見方を示した。

議事要旨は、短期金利の先行きについて、今年投票権を持つ9人のメンバーが「総じて」共有したと記載。このことで金融市場では、6月13-14日のFOMCでの利上げ観測にやや疑念も生じている。

<12:03> 正午のドルは111円半ばで方向感出ず、FOMC議事要旨の消化進む

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ややドル高/円安の111.59/61円だった。前日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を消化しながらも、明確な方向感は出なかった。

朝方にドル/円は111.50円付近を推移していたが、米10年債利回りがじわりと持ち直すのを眺めてじりじり上昇した。五・十日に当たり、仲値公示にかけてはドル買いが優勢だったもよう。もっとも、実需筋の取引は「通常の五・十日ほどには膨らまなかった」(国内金融機関)という。

その後は、株価が上げ幅を拡大すると一時111.70円に強含む場面があったが、米長期金利が上げ渋り、111円半ばに押し戻された。

当面のドル/円は、111円台を軸に方向感のない動きが続きそうだとの見方が出ている。111円前半から110円後半では、引き続き国内勢のドル買い興味が観測される一方、上昇局面では前日も112円台にしっかり乗せられなかったとして、上値の重さも確認されたとみられている。

きょうは石油輸出国機構(OPEC)総会が予定され、外為市場でも減産延長議論の行方に関心が寄せられている。

市場では、各国が前向きな姿勢を見せている減産の9カ月延長の織り込みが進んでいる。一部では減産幅拡大への思惑も聞かれる。総会の結果を好感して原油価格が上昇すれば「リスク選好の円売りが出そうだ」(国内金融機関)との思惑もある。

<11:06> ドル111円半ばで底堅い、株価の上げ拡大を眺め一時強含み

ドル/円は111.64円付近で底堅い動き。株価の上げ拡大を眺めて、一時111.70円に強含んだ。足元では、やや押し返されている。

仲値公示にかけては、ドル買いが優勢だったもよう。もっとも、実需筋の取引は「通常の五・十日ほどには膨らまなかった」(国内金融機関)という。

<10:20> ドル/円はもみ合い、OPEC総会にらんだ原油価格動向にも関心

ドル/円は米長期金利と足並みをそろえ、111.55円付近で方向感を欠く動きとなっている。

米原油先物は51.69ドル付近に上昇している。きょうは石油輸出国機構(OPEC)総会が予定され、外為市場でも減産延長議論の行方に関心が寄せられている。

市場では、各国が前向きな姿勢を見せている減産の9カ月延長の織り込みが進んでいる。一部では減産幅拡大への思惑も聞かれる。総会の結果を好感して原油価格が上昇すれば「リスク選好の円売りが出そうだ」(国内金融機関)との思惑もある。

野村証券のシニアエコノミスト、大越龍文氏は「9カ月の延長がメインシナリオで、減産幅の拡大はなさそう」とみている。メインシナリオ通りとなればいったん原油には利益確定売りが出そうだというが、下げは一時的にとどまり、米原油は50ドル付近で下げ止まるのではないかと大越氏は話す。

価格下げ止まりの背景となりそうなのが、原油の先高感。年後半は季節的に原油の需要が高まりやすいシーズンにあたる。減産の延長が遵守されるようなら「シェールオイルの増産を考慮しても需給は引き締まるだろう。米原油価格の上値はこのところの50ドル前半が、後半へと引き上がるのではないか」(大越氏)という。

<9:23> ドル/円もみ合い、111円台軸にした動き継続か

ドル/円は111.60円付近でもみ合い。朝方に111.50円付近を推移していたが、米10年債利回りが2.25%後半にじわりと持ち直すのを眺めて一時111.64円付近にじり高となった。

当面のドル/円は、111円台を軸に方向感のない動きが続きそうだとの見方が出ている。111円前半から110円後半では、引き続き国内勢のドル買い興味が観測される一方、前日も上昇局面で112円台にしっかり乗せられなかったとして、上値の重さも確認されたとみられている。

「6月の利上げ期待は維持されているため、ドルをがんがん売っていく感じではない」(国内金融機関)という一方、トランプ米大統領を巡る政治リスクへの警戒感がくすぶり「(前日高値112.13円付近の)112.10円にレジスタンスができそうだ。上昇しても止められそう」(同)との声が聞かれた。

<8:28> ドル111円半ばでもみ合い、FOMC議事要旨の解釈は強弱入り混じり

ドル/円は111.56円付近でもみ合っている。

前日に発表されたFOMC議事要旨を巡っては、ハト派寄りとの受け止めが先行した。「6月利上げは確定とのイメージで望んだ向きもあり、ハト派的な部分への意外感が出たようだ」(国内金融機関)とされる。

議事要旨によれば、参加した政策当局者は、大半が間もなく利上げが適切になると想定しつつも、最近の経済指標の弱含みが一時的とするだけの証拠が得られるまで利上げは待つべきだとの考えで一致した。

ただ「タカ派的な内容もあった。市場は『悪いところ取り』をして、利益確定の口実にした印象」(別の国内金融機関)との指摘も聞かれる。

議事要旨では、FRBのバランスシート縮小を、年内に開始することについては、ほぼ全員が前向きな見方を示した。大半の当局者は弱含みが過ぎ去ると予想し、その通りなら間もなく利上げが適切になると想定した。

<7:49> ドル111.10─112.10円の見通し、FOMC議事要旨を消化

ドル/円は111.59円付近、ユーロ/ドルは1.1218ドル付近、ユーロ/円は125.10円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が111.10─112.10円、ユーロ/ドルが1.1160─1.1260ドル、ユーロ/円が124.60─125.60円とみられている。

前日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨のアジアと欧州での消化が進む見込み。

商業決済の集中しやすい五・十日にあたり、仲値公示にかけては国内勢の買いを支えにドル/円は底堅いと見られる。ただ、FOMC議事要旨発表後にはハト派寄りとの受け止みが先行したこともあって、上値の重さもつきまといそうだ。

きょうは石油輸出国機構(OPEC)総会での減産延長の行方も注目される。経済指標では米新規失業保険申請件数などの発表がある。

前日のニューヨーク外為市場終盤には、追加利上げにやや慎重な姿勢を示したFOMC議事要旨の発表を受けて、ドルが主要通貨に対し下落した。

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