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〔マーケットアイ〕外為:ドル112円後半で小動き、一段の上昇には次の買い材料必要
2017年5月8日 / 04:31 / 4ヶ月前

〔マーケットアイ〕外為:ドル112円後半で小動き、一段の上昇には次の買い材料必要

[東京 8日 ロイター] -

<13:24> ドル112円後半で小動き、一段の上昇には次の買い材料必要

ドルは112.77円付近。

日経平均が上げ幅を400円超に拡大する中、午後のドルの値幅は上下12銭程度にとどまっている。朝方は仏大統領選のマクロン氏の当選でドルが買われたが、現在は利益確定の売りが相応に出ているという。

一段のドル/円上昇には、米国の良好な経済指標やトランプ米政権の政策進展を待つ必要があるというが、112.50円より円安水準できょうの取引が終われば、レンジが112.50─115.50円に切り上がるとみられている。

<12:11> 正午のドルは112円後半、利益確定売りなどで113円前半から反落

正午のドル/円は、5日のニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の112.75/77円。

仏大統領選の決選投票で、市場予想どおり、中道系独立候補のマクロン氏が極右政党・国民戦線のルペン氏に勝利したことを受け、早朝の取引では、ユーロ/円が124.58円と1年ぶり高値、ユーロ/ドルが1.1024ドルと半年ぶり高値、ドル/円も113.14円と7週間ぶり高値を付けた。

しかし、ユーロ/円ではまもなく「(120円台で売り損ねていた)輸出勢のやれやれ売りが流入」(証券会社)。こうした実需の売りや、短期筋の売りに押され、ユーロは早朝の高値から1円以上下落して、123.41円をつけた。

クロス円での円高は、ドル/円にも影響し、ドルは早朝の高値から112.59円まで下落し、その後は小反発して午前の取引を終えた。

市場では、欧州政治を巡るリスク回避の後退で、リスクオンの流れとなっているものの、実需の売り需要もあり、きょうはドルが113円台を維持するのは困難とみられている。

<11:45> 米10年国債利回りは2.35%後半、米原油先物は46ドル後半に小反発

ドルは112.74円付近で小動き。

米10年国債利回りは2.3596/2.3578%の気配で、5日ニューヨーク市場終盤に比べ若干上昇している。

一方、米原油先物は1バレル=46.87ドル付近で、5日終値の46.22ドルから上昇。石油輸出国機構(OPEC)と主要産油国の協調減産が6月末以降も延長されるとの観測が高まっていることが背景。

5日のアジア時間の取引では、世界的な供給過剰への懸念が台頭し、米原油先物は一時43.76ドルと昨年11月半ば以来の低水準まで下落した。原油価格の下落は、一時的に米10年国債利回りを2.33%台まで押し下げたが、4月の米雇用統計を挟んで、同利回りは2.38%台まで上昇した。

  関係筋によると、石油に特化した有力ヘッジファンドを運営するピエール・アンデュランド氏は先週、最後の買いポジションを解消し、現時点では低水準のリスクにとどめている。  

同氏の運営するアンデュランド・キャピタルは原油相場への強気で知られるが、2017年に入って強気のポジションを段階的に削減した。  

同氏のファンドの規模は15億ドル。HSBCのデータによると、1―4月の成績は15.4%のマイナス。4月は4.3%のマイナスだった。  

<10:50> ドル112円後半、円は「リスク選好のバロメーター」に

ドルは112.85円付近。

早朝につけた高値113.14円から、利益確定売りで112.59円までいったん下落した後は、112円後半を軸にしたもみ合いとなっている。

ドル/円相場は4月半ばに108.13円の安値を付けた後、今朝の高値113.14円まで上昇してきたが、このドル高/円安を正当化するようなファンダメンタルズの顕著な変化は、日米両国いずれにも見当たらない。

現状の円相場について市場では、「円がリスク選好のバロメーターになっている。リスク選好が高まれば円が売られ、株が買われるという流れができてしまっているので、相場水準が適正かどうかを論じても意味がない」(機関投資家)との意見が出ていた。

ただし、ドル/円相場も株式もこのまま買い進むとはしごを外されると予感する市場関係者も多く、「そういう感覚が、しばしば、相場の伸び悩みをもたらしている」(同)との指摘もある。

<09:50> ユーロは過去3週間で9.72円上昇し、1年ぶり高値圏

ユーロ/円は123.80円付近。

日本時間の午前4時過ぎに、フランス大統領選の決選投票の結果を受けて、一時124.58円と昨年5月12日以来、約1年ぶりの高値を付けた。

124円台では「120円台で売りそびれていた輸出企業のやれやれ売りが流入した」(証券会社)とされ、ユーロはその後じりじりと値を下げ、午前9時過ぎには123.41円まで下落した。その後は小幅に反発して現在に至っている。

ユーロ/円は4月17日に114.86円と5カ月ぶりの安値をつけたが、その後3週間で一気に9.72円上昇し、きょう1年ぶりの高値圏に達した。

「欧州政治をめぐる不安が、とりあえずは落ち着いたことで、ユーロが全般に買い進まれているが、急騰したユーロ/円では特にスピード調整が必要とみられ、ドル/円の上値を抑えることになるだろう」(同)とみられている。

<09:15> ドル早朝に一時113.14円付ける、調整売りで下落

ドルは112.66円付近。早朝の取引で一時113.14円と3月17日以来の高値を付けたが、その後は調整売りや利益確定売りに押されて反落している。

ユーロは123.57円付近。早朝の高値124.58円から約1円幅で下落した。

5日に発表された4月の米雇用統計については「ヘッドラインのNFP(非農業部門雇用者)は良かったが、前月分の下方修正や前々月の上方修正なども混在し、米利上げ見通しに関係のあるようなものではなかった」(FX会社)とされ、市場は「リスクオフではないが、リスクオンにもなりきれていない」(同)という。

日本が連休中の4日は、米商務省が3月の貿易統計を発表。一部報道によると、対日貿易赤字が前月比33%増え、ロス商務長官は「米国はこの膨張した貿易赤字に、もはや耐えられない」とする声明を発表した。麻生太郎副総理・財務相は5日、同声明に対し「直接聞いた話と違う」と不快感を示した。

今週は11―13日の日程で、イタリアのバーリで、先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議が開催される予定。保護主義を軸に2国間の通商交渉に突き進むトランプ政権と、他国との間で意見の相違が埋まるか、注目されている。

<07:39> ドル112.20─113.40円の見通し、材料出尽くしで上値重い

ドル/円は112.90円付近、ユーロ/ドルは1.0989ドル付近、ユーロ/円は124.06円付近。

早朝の取引でドルは113.14円、ユーロは1.1024ドル、ユーロ/円は124.58円まで上昇したが、その後は、材料出尽くし感から、戻り売りや調整売りに押され、現在に至っている。

きょうの予想レンジはドル/円が112.20―113.40円、ユーロ/ドルが1.0940─1.1040ドル、ユーロ/円が123.40―124.70円とみられている。

注目された7日の仏大統領選の決選投票では、中道系候補のエマニュエル・マクロン全経済相が勝利した。   ジュピター・アセット・マネジメントのファンドマネジャー、ステファン・ミッチェル氏、「有権者は、長年抑制されていた投資を拡大し、国内経済に刺激を与える、マクロン氏の企業寄りの政策を評価した」と指摘、今後は6月の議会選に向けて主要産業の自由化が主な争点となるとみている。

「流れ的にはリスクオンで、早朝の場外乱闘で、ドルが113円台に上昇する場面も見られた。ただ、材料出尽くし感もあり、上値では戻り売りや調整売りが出やすく、東京時間は112円後半を軸とするもみ合いになりそうだ」(外為アナリスト)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

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スポットレート(日銀公表)

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