Reuters logo
〔マーケットアイ〕外為:ドル113円後半で戻り鈍い、米雇用統計を視野に持ち高調整が主体
2017年3月8日 / 06:14 / 7ヶ月前

〔マーケットアイ〕外為:ドル113円後半で戻り鈍い、米雇用統計を視野に持ち高調整が主体

[東京 8日 ロイター] -

<15:08> ドル113円後半で戻り鈍い、米雇用統計を視野に持ち高調整が主体

ドル/円は113.74円付近で戻りは鈍い。週末の米雇用統計発表を視野に入れながら、ポジション調整が主体の相場となっているもよう。とりわけ午後は「出会いが少ない」(国内金融機関)という。

3月の米利上げは、ほぼ織り込み済みとされ、目先でドルを買い上がる材料に乏しく上値が重い。ただ、積極的に売る材料もないとして「大きく崩れるとは想定していない」(邦銀)との声が聞かれ、底堅さも意識されているようだ。

<13:30> 中国貿易収支は600億元の赤字、輸出伸び悩み

ドル/円は113.68円付近で上値が重い。株価の100円超安でのもみ合いを眺めてじり安で推移し、一時113.61円に下押しした。

一方、2月の中国貿易収支は603.6億元の赤字だった。貿易赤字は2014年の2月以来となる。輸出は人民元建てで前年比4.2%増と伸び悩んだ一方、輸入は同44.7%増と膨らんだ。

SMBC日興証券の新興国担当シニアエコノミスト、平山広太氏は、昨年は旧正月が2月だったが今年は1月からだったとして、前年比で反動が出たと見ている。「輸入の増加は、単月ベースでの振れを考慮しても国内経済がさほど悪くないことを示唆している」という。

ただ、輸出が伸び悩んでおり「中国から見たグローバル経済はまだ弱いといえそうだ」と指摘している。

<12:10> 正午のドルは113円後半、材料難のなかジリ安

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ小幅にドル安/円高の113.79/81円。

今週に入って米長期金利は上昇傾向をたどっているが、ドル/円は軟調傾向を続けている。この日も、ドルは早朝の高値114.02円を付けた後、ジリ安となった。新規材料難の中、ポジション調整の売りがドルの上値を抑えた。

「来週のFOMCでの利上げがほぼ確実視されるなか、利上げはドル相場に既に織り込み済み。長期金利が上昇しても、ドル買いが続かなくなっている」(金融機関)という。

一方、欧州では右傾化リスクに対する懸念が後退し、ユーロ売り/ドル買いのインセンティブも低下している。

結果的に「少なくとも、米雇用統計までは動くことができない」(FX会社)という。

明日には、欧州中央銀行(ECB)理事会とドラギ総裁の会見を控えるが、市場のコンセンサスは政策据え置き。ただし、「ユーロ圏の消費者物価の上昇率が2%に達することなどに鑑み、景気判断を上方修正する可能性がある」(外銀)とみられている。

<11:23> ドル113円後半、米10年債利回りは2.51%付近

ドルは113.84円付近。

米10年国債利回りは2.5106/2.5088%の気配で前日ニューヨーク市場終盤と同水準だが、ドルは前日の安値113.89円を下回り一時113.75円まで下落した。

米資産運用会社ダブルライン・キャピタルを率いる著名投資家ジェフリー・ガンドラック氏は7日、米連邦準備理事会(FRB)が「旧来型」の連続利上げを「区切りが見える」まで実施すると見込んでいると述べた。

ガンドラック氏は米経済について、インフレ圧力が強まっているほか、企業の信頼感も上向いているとし、その結果、株価は「徐々に上昇」すると指摘した。

ただ、米国株は割安ではないとの見方をあらためて示し、現在の経済情勢を踏まえて米財務省インフレ連動債と金を保有していることを明らかにした。

  一方、バンク・オブ・アメリカ・メリル・リンチ(BAML)のアナリストは7日、米国のジャンク債市場が「陶酔的熱狂の新たな局面」に入っているとの見方を示した。向こう数カ月間に、持続的な需要がジャンク債のリスクプレミアム低下につながるとみている。ただ、高利回り債に対する投資家の楽観論は2017年後半に後退する可能性があると警告した。

メリルによれば、ジャンク債の平均イールド・スプレッドは、過去最低の235ベーシスポイント(bp)をまだ上回っているものの、3日には360bpまで縮小したという。

メリルが算出する米国ハイイールドインデックスは年初来で2.817%上昇している。

<10:20> ドル113円後半で軟調、米長期金利上昇でもドル買い進めず

ドルは113.80円付近で今朝の安値圏。一時113.77円まで下落した。

実需の買いニーズはあるとされるものの「焦って買ってくる感じはない」(金融機関)という。

前日のニューヨーク市場では、米10年国債利回りが2.49%台から2.52%付近まで上昇したにもかかわらず、ドル/円は高値114.16円から113.89円まで下落。「3月米利上げを織り込んでしまったので、金利とドル相場の相関が弱まり、金利が上昇しても、ドル買いが進まない」(FX会社)という。

他方、欧州右傾化リスクに対する懸念も弱まりつつある中、ユーロ売り/ドル買いのインセンティブも後退し、「動くめどが立たない」(同)という。

<09:00> ドル113円後半で軟調、10―12月期の実質GDP2次速報値発表

ドルは113.90円付近で軟調気味。ユーロは120.42円付近。

ドルは一定の底堅さを維持しつつも、上値が重い状況が続いており、前日のニューヨーク市場でも113.89―114.16円と小幅な値動きに留まった。

この日も、期末を控えた実需や証拠金取引の売買が交錯すると予想され、方向感が出にくいとみられる。

財務省によると、1月の経常収支は655億円の黒字となった。

内閣府によると、10―12月期実質GDP2次速報値は年率1.2%増となり、ロイター予測の1.6%増を下回った。前期比では0.3%増となり、ロイター予測の0.4%増を下回った。

設備投資は前期比2.0%増となり、ロイター予測の1.7%増を上回った。

一連のデータに対して、ドル/円は目立った反応を示していない。

一方、米商務省が7日発表した1月の米貿易統計では、対日赤字が54億7300万ドルとなり、前年同月比12%の増加となった。内訳では自動車関連が44億ドルと大半を占めた。国別では中国(313億ドル)に次ぐ2位となった。

<08:12> ドル113円後半、G20声明草案で保護主義・通貨切り下げ文言が消失

ドルは113.97円付近。ユーロは120.41円付近。両通貨ペアとも小動き。

17─18日に独バーデンバーデンで開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の共同声明草案から、保護主義や競争的な通貨切り下げに断固として反対するとの文言が削除されたことが分かった。草案をロイターが入手した。

これまでは「あらゆる保護主義に反対する」としていたが、草案では「公正で開かれた国際通商システムを維持する」となっている。

また「競争的な通貨切り下げを回避し、競争目的で為替をターゲットとしない」との文言が消え、「従来の為替相場のコミットメントを再確認する」となった。

今回は保護主義的な通商政策を掲げるトランプ米大統領の就任後初のG20財務相・中央銀行総裁会議で、米政府の新たな立場を反映し文言が変更されたもようだ。

さらにG20共同声明は長年にわたり「為替相場の過度なボラティリティーや無秩序な動きは経済や金融安定に悪影響をもたらす恐れがある。為替相場について緊密に連携する」との文があったが、これも今回の草案には含まれていない。

事情に詳しい当局者は「草案で保護主義への言及がないのは変だ」とし、「全員が合意できる最低ラインなのだろう」と話す。

トランプ米政権で新設された国家通商会議のナバロ委員長は6日、650億ドルに上る米国の対ドイツ貿易赤字は極めて困難な通商問題の1つとし、欧州連合(EU)の制約の外で赤字縮小に向けた2国間協議が必要との認識を表明。同氏はこれまでに、ドイツが過小評価が著しいユーロを利用することで貿易で有利な立場を得ているとの見解も示している。

<07:45> ドル113.50─114.50円の見通し、売買交錯で方向感出にくい

ドル/円は114円付近、ユーロ/ドルは1.0564ドル付近、ユーロ/円は120.60円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が113.50―114.50円、ユーロ/ドルが1.0520─1.0620ドル、ユーロ/円が119.90―120.90円とみられている。   

前日のニューヨーク市場では、米長期金利の上昇を受けてドルが114.16円まで強含んだが、その後、ロス米商務長官の発言が伝わったことなどで113.89円まで小幅に下落した。

ロス米商務長官はCNBCとのインタビューで「ドルは強すぎない。他の通貨が過小評価されている」と述べた。

これに先立ち、米商務省が7日に発表した1月の米貿易収支の赤字額は前月比9.6%増の484億9000万ドルと、2012年3月以来の高水準となった。

市場では「赤字幅はほぼ市場予想どおりだったが、前月より拡大したことで、トランプ政権からまた保護貿易主義的な発言が出るとの思惑が広がり、ドルを買いにくくなった」(外為アナリスト)という。

8日は、期末を控えていることもあり、実需勢や、証拠金取引の利益確定などの売買フローが引き続き予想され、売買がきっ抗して明確な方向感が出にくい展開が予想される。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below