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〔マーケットアイ〕外為:ドル113円後半で軟調、ユーロは1.08ドル後半で底堅い
2017年5月12日 / 02:13 / 4ヶ月前

〔マーケットアイ〕外為:ドル113円後半で軟調、ユーロは1.08ドル後半で底堅い

[東京 12日 ロイター] -

<11:05> ドル113円後半で軟調、ユーロは1.08ドル後半で底堅い

ドル/円は113.71円付近。仲値公示にかけて113.95円まで強含んだが、仲値通過後は反落に転じた。週末を控えて、若干ながらも実需の買いフローがあったとされるが、高値では調整売りに押された。

ユーロ/ドルは1.0872ドル付近で底堅い。ユーロ/円は123.65円付近で小動き。

欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は11日、金融緩和策を長く維持することは、景気が再び悪化する事態を回避する安全な方策だとし、秋まで政策変更に関する決定を見送る公算が大きいことを示唆した。ロイターのインタビューに応じた。

前日海外市場の取引では、ユーロが副総裁発言を受けて1.0839ドルまで下押しした。

副総裁は「緩和策を長く維持することは、時期尚早な刺激策の解除よりもリスクが少ない」とし、「われわれはインフレが目標に向けて持続的に回帰すると確信する必要がある」と述べた。

ユーロ圏では景気回復の勢いが増しているほか、インフレ率も1%を上回る水準に加速。ワイトマン独連銀総裁、ラウテンシュレーガー専務理事らタカ派は、緩やかな引き締めを主張している。

だがコンスタンシオ副総裁は、コアインフレ率の上昇と賃金の伸び拡大を確認する必要があるとの見解を示している。

<09:20> ドル113円後半、米利上げペースつかめず上値追いに限界

ドルは113.85円付近、ユーロは123.70円付近。両通貨ペアともビッド気味だが、ドル/円では114円後半から実需のドル売りが並ぶという。

一方、米10年国債利回りは、前日ニューヨーク時間午前につけた2.4228%から、東京市場の早朝に2.3838%まで約4ベーシスポイント低下した。現在は2.3874/2.3856%の気配。

米国では、米百貨店各社が11日に発表した第一四半期既存店売上高が、軒並み予想を下回る結果となり、衣料品需要の低迷や、ネット通販との競争激化による米小売り各社の苦戦が浮き彫りとなった。

米主要株価は、低迷する個人消費への懸念から下落したほか、米長期債利回りも低下した。百貨店各社の決算を受け、きょう発表される米小売売上高に関心が集まっている。

とはいえ、金融市場では、6月の米利上げ観測が後退したわけではない。

ドル相場との関連では「6月の利上げはかなり織り込んだが、さらなる先の利上げが見えるかどうかがポイントだ。次回の雇用統計では賃金上昇率が一段と注目されるだろう」と、FXプライムbyGMO、常務取締役、上田眞理人氏は述べた。

最近のFRB高官らの発言は3月の利上げ前の雰囲気に酷似しており、実体経済の状況は置いておいて、まず利上げを実施して金利を正常化したいという意向が伝わってくる、という。

そうした意向をくんだ金融市場では、6月利上げの観測が十分に高まっているものの、6月以降の利上げの有無やペース感がつかめないのも事実で、ドル/円相場では「下値は堅いが、上値も重い」(同)という状況になっている。

<08:11> ドル113円後半、米国の個人消費減速は「一時的」ではない可能性

ドルは113.77円付近。ユーロ/円は123.59円付近。

早朝の東京市場では、ニューヨーク市場でドルが売られた流れを引き継ぎ、ドル/円が軟調気味の推移となっている。

外為市場では、米個人消費の行方に関心が集まっている。

11日の米国株式市場は主要株価指数が下落して取引を終えた。大手百貨店メーシ ーズとコールズの低調な四半期決算を受けて百貨店株が軒並み売られたほか 、個人消費は経済成長を押し上げるほど強くはないとの懸念が広がった。 米百貨店大手ノードストロームの第1・四半期(4月29日まで)決算は、米国内店舗への客足減が響き、既存店売上高が市場予想を下回った。引け後の時間外取引で、ノードストロームの株価は3.7%下落した。

大手百貨店の業績悪化を踏まえ、投資家はきょう発表される4月の小売売上高で、 消費者が単に百貨店から支出を他の小売業者に移しているだけなのか、それとも支出を抑 えているのかを見極めようとしている。

4月末に公表された米1―3月期の国内総生産(GDP)速報値は、個人消費がほとんど伸びなかったことにより、前期比年率0.7%増と予想外の低水準に留まった。 「米国の消費者が、先行き不透明感から消費を抑制している可能性が強い」(国内アナリスト)との指摘も聞かれる。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は今月3日の声明文で、「消費の拡大継続を支える経済の基礎的諸条件は、引き続き堅調」とし、1―3月期の経済成長の減速は「一時的である可能性が高い」との認識を示している。

これを背景に、外為市場ではリスクオンの地合いが維持されたが、「消費減速が一時的でないとすれば、リスクオン継続には無理があり、これまでのドル高/円安が巻き戻される余地がでてくる」(国内銀)との指摘がある。

<07:45> ドル113.30─114.50円の見通し、米株3日続落で日本株の動向を注視

ドル/円は113.80円付近、ユーロ/ドルは1.0863ドル付近、ユーロ/円は123.64円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が113.30―114.50円、ユーロ/ドルが1.0820─1.0920ドル、ユーロ/円が123.00―124.20円とみられている。      前日の外為市場では、日本のゴールデンウィークを挟んで続いていた一本調子のドル高/円安が小休止した格好となった。

背景は、下げ幅は小さいものの、米国株が3日間続落したことや、トランプ大統領が米連邦捜査局(FRB)のコミ―長官を突然解任したことに対する米政界からの批判的な意見が広がっていること等に起因するリスク回避の動きだ。

きょうの東京市場では「株価(日経平均)が想定以上に下げれば、週末を目前にした利益確定売りや持ち高調整が出やすく、ドル/円に下押し圧力がかかる」(外為アナリスト)とみられている。   

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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