Reuters logo
〔マーケットアイ〕外為:ECB利上げ協議報道でユーロにショートカバー、政治リスク後退なら一段高の思惑
2017年3月12日 / 23:46 / 7ヶ月前

〔マーケットアイ〕外為:ECB利上げ協議報道でユーロにショートカバー、政治リスク後退なら一段高の思惑

[東京 13日 ロイター] -

<8:37> ECB利上げ協議報道でユーロにショートカバー、政治リスク後退なら一段高の思惑

ユーロ/ドルは1.0690ドル付近、ユーロ/円は122.62円付近で、それぞれ底堅い。

先週は、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が極端な金融緩和を通じて市場を支援する必要性は低下しているとの見解を示したほか、ECBが資産買い入れ終了前の利上げを協議したと伝わり、ショートカバーが誘発された。きょうはドラギ総裁の講演が予定されている。

一方、ユーロは欧州の政治リスクへの警戒で売られてきた側面もある。今週はオランダの国政選挙が控えており「政治リスクが後退するようなら上値余地が生じやすい」(別の国内金融機関)との見方もある。

米商品先物取引委員会(CFTC)が10日発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(3月7日までの1週間)によると、ユーロの売り越しは前週の5万1164枚から7週間ぶり高水準の5万9501枚に増加した。

一方、主要10カ国(G10)通貨に対する投機筋のドルの買い越し額は4週間ぶり高水準に増加した。円の売り越しは5万0017枚から4週間ぶり高水準の5万4700枚に拡大。

<7:54> ドル114.30─115.50円の見通し、ユーロと株価をにらむ

ドル/円は114.80円付近、ユーロ/ドルは1.0682ドル付近、ユーロ/円は122.65円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が114.30─115.50円、ユーロ/ドルが1.0620─1.0740ドル、ユーロ/円が122.00─123.20円とみられている。

ドル/円は、米雇用統計の結果を消化しながら、ユーロと株価の動向をにらんで114円後半を軸にしたもみ合いが見込まれる。「株価がさえず調整ムードが続くようなら114円前半程度への下押しはあり得る」(国内金融機関)との声がある一方、米雇用統計は悪いとまではいえないとして、見直し買いがあるかもしれないとの見方も聞かれた。

指標の発表予定は国内の機械受注と米労働市場情勢指数などに限られる。週半ばから米連邦公開市場委員会(FOMC)や米予算教書といった重要イベントを控えていることもあって「きょうとあすは準備運動の期間」(同)との声が出ていた。

前週末のニューヨーク外為市場では、ユーロが対ドルでおよそ4週間ぶりの高値をつけ、ドルの重しになった。欧州中央銀行(ECB)内で資産買い入れ終了前の利上げ議論が浮上したと報じられ材料視された。

ドル/円は一時は7週間ぶり高値115.50円をつけたが、その後は上値が重くなった。米2月雇用統計で、賃金の伸びが市場予想に届かず、米利上げペース加速の思惑が後退したこともドルの重しとなった。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below