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ユーロ圏金融・債券市場=利回り一時低下、軟調なユーロ圏CPI統計受け
2017年5月31日 / 17:03 / 5ヶ月前

ユーロ圏金融・債券市場=利回り一時低下、軟調なユーロ圏CPI統計受け

    [ロンドン 31日 ロイター] -   
 <金利・債券>                                                                                     
 米東部時間12時48分                                                                                 
 *先物                  清算値     前日比    前営業日終盤  コード                                  
 3カ月物ユーロ          100.33       0.00          100.33                                
 独連邦債2年物          112.27      +0.02          112.25                                 
 独連邦債5年物          132.19      +0.03          132.16                                 
 独連邦債10年物        162.32      -0.01          162.33                                 
 独連邦債30年物        168.30      -0.10          168.40                                 
 *現物利回り            現在値     前日比    前営業日終盤  コード                                  
 独連邦債2年物          -0.715     -0.007          -0.708                                      
 独連邦債5年物          -0.430     +0.002          -0.432                                      
 独連邦債10年物         0.305     +0.012           0.293                                       
 独連邦債30年物         1.159     +0.018           1.141                                       
 
    ユーロ圏金融・債券市場では欧州中央銀行(ECB)理事会を来週に控えるなか、ユ
ーロ圏のインフレ率がECBの目標を大きく下回ったことで国債利回りが一時低下した。
    欧州連合(EU)統計局が発表した5月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値
は、前年同月比1.4%上昇と、昨年12月以来の低い伸びとなった。4月は1.9%上
昇していた。
    ECBはインフレ率を2%を若干下回る水準とすることを目標としているが、今回の
統計でこの水準を大きく下回ったことで、ECBは現行の超緩和的な金融政策を当面は維
持する必要があるとの見方が裏付けられた。 
    ドラギECB総裁は29日、ユーロ圏の経済成長は改善している可能性があるとしな
がらも、インフレは引き続き抑制されており、大幅な刺激策がなお必要な状況となってい
るとの考えを示している。
    この日の取引ではECBの緩和策で大きな恩恵を受けているイタリアとポルトガルの
国債利回りが大きく低下。イタリア10年債利回りとポルトガル10年債
PT10YT=TWEB利回りは一時2─4ベーシスポイント(bp)低下した。他のユーロ国債の
利回りも取引時間中の大半は低下していたが、終盤にかけてほぼ横ばいの水準となった。
    
    今回のCPI統計について、INGのストラテジスト、パドライク・ガーベイ氏は「
絶好調ではなかったが、より大きな視点で見ればユーロ圏はデフレリスクからは遠ざかっ
ており、インフレ率はECBの目標に近づきつつある」と指摘。「コアインフレ率は1%
近辺で比較的安定的に推移している」と述べている。
    6月8日のECB理事会では物価上昇率が主な焦点となる見通し。
    米国ではこの日、ダラス地区連銀のカプラン総裁がこのところの経済指標でインフレ
が軟調となっていることは懸念に値するとし、連邦準備理事会(FRB)が掲げるインフ
レ率2%の目標達成に向けた道筋は一様でなく、緩慢になることを示していると指摘。た
だ米FRBが次回6月の会合で利上げを決定するとの観測は市場ではほぼ織り込み済みと
なっている。

    
 (い)

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