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ユーロ圏金融・債券市場=独債・周辺国債利回り格差が拡大、北朝鮮めぐる懸念で
2017年5月11日 / 18:02 / 4ヶ月前

ユーロ圏金融・債券市場=独債・周辺国債利回り格差が拡大、北朝鮮めぐる懸念で

    [ロンドン 11日 ロイター] - 
 <金利・債券>                                                                                                  
 米東部時間13時45分                                                                                              
 *先物                       清算値      前日比      前営業日終盤  コード                                       
 3カ月物ユーロ               100.33        0.00            100.33                                   
 独連邦債2年物               112.10        0.00            112.10                                    
 独連邦債5年物               131.37       -0.01            131.38                                    
 独連邦債10年物             160.42       -0.18            160.60                                    
 独連邦債30年物             165.58       -0.58            166.16                                    
 *現物利回り                 現在値      前日比      前営業日終盤  コード                                       
 独連邦債2年物               -0.666      -0.006            -0.660                                         
 独連邦債5年物               -0.300       0.000            -0.300                                         
 独連邦債10年物              0.431      +0.016             0.415                                          
 独連邦債30年物              1.222      +0.020             1.202                                          
    
    ユーロ圏金融市場では、10年物の独連邦債とスペイン・イタリア債の利回り格差が
1週間ぶりの水準に拡大した。北朝鮮・米国間の緊張が高まる中、リスク資産を手放す動
きが高まっていることを反映した。
    序盤の取引では、原油相場の上昇を背景にインフレ高進が欧州中央銀行(ECB)の
超緩和的な金融政策解除を後押しするとの思惑が広がる中、独10年債利回りDE10YT=TW
EBは0.46%に上昇し、7週間ぶりの高水準をつけた。独30年債利回りDE30YT=TWE
Bも一時約1.25%と、3月中旬以来の高水準に達した。
    同日発表された米雇用・物価関連指標が堅調な内容となったことを受け、米債利回り
が上昇したことにも追随した。   
    ただ、原油価格がその後上げ幅を縮小し、北朝鮮が同国に対する敵対的行為の容疑で
拘束した米国人を容赦なく罰することは主権国家の正当な権利と主張したことを受け、安
全資産としての独債を買い戻す動きが強まり、同利回りは0.43%近辺まで低下した。
    リスクが高めの周辺国債利回りが上昇する中、独10年債とイタリア10年債IT10Y
T=TWEBの利回り格差は1週間ぶりに50ベーシスポイント(bp)近辺に拡大した。
    ラボバンクの金利ストラテジスト、リチャード・マグワイヤ氏は「株価は下落、米債
利回りは1bp低下し、独連邦債利回りも全般的に横ばいとなった」とし、独債と「周辺
国債との利回り格差は小幅拡大し、リスクオフの状況を反映している」と指摘した。
    ECBが6月の理事会で緩和解除のシグナルを発する可能性があるとの見方が台頭す
る中、コンスタンシオECB副総裁はロイターとのインタビューで、金融緩和策を長く維
持することが、景気が再び悪化する事態を回避する安全な方策とし、秋まで政策変更に関
する決定を見送る公算が大きいことを示唆した。    

    
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