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上海外為市場=人民元上昇、6.9元突破後は慎重な商いに
2017年3月8日 / 06:39 / 7ヶ月後

上海外為市場=人民元上昇、6.9元突破後は慎重な商いに

[上海 8日 ロイター] - 8日午前の上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで上昇した。企業のドル売りに支えられた。人民元が節目の1ドル=6.9元の水準を超えたことを受けて、市場が利益を確定した。

きょう午前に発表された2月の中国貿易統計で輸入(人民元建て)が大幅増加したが、トレーダーはこのニュースを受け流した。

中国人民銀行は取引開始前に、人民元の対ドル基準値を1月12日以来初めて、心理的な節目の6.9元よりも元安・ドル高の水準に設定した。基準値は6.9032元と、前日の同値6.8957元に比べ元安・ドル高水準。

トレーダーによると、基準値は予想通りだったが、市場は新たな安値を試すことを渋った。

人民元のスポット(直物)相場は1ドル=6.8995元で寄り付き、0338GMT(現地時間午前11時38分、日本時間午後0時38分)時点では前日終値比0.0047元元高・ドル安の6.8996元。一時は6.9045元まで下落した。

上海を拠点とする外資系銀行のトレーダーは「月初めの企業のドル需要はそれほど強くなかった」と指摘。人民元が6.9元を突破してから市場参加者が慎重になったと語った。

トレーダーらによると、人民元の急速な下落を防ぐために国有銀行がまもなくドル売り介入を実施する可能性があるとの懸念が広がったという。

また一部の市場参加者は、来週米国が利上げするとの観測が強まっていることがドル高の要因だと述べた。トレーダーによれば、米連邦準備理事会(FRB)高官らのタカ派的な発言に加え、米経済に着実な成長の兆しが見られることで米利上げはほぼ確実な情勢になっている。

オフショア市場の人民元スポット相場はオンショアに比べ0.04%元高・ドル安の6.897元。

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