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上海外為市場=人民元小幅高、企業のドル売りなどで
2017年9月13日 / 05:53 / 6日前

上海外為市場=人民元小幅高、企業のドル売りなどで

[上海 13日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで小幅高。企業のドル売りが背景で、このままの水準を維持すれば4営業日ぶりの上昇となる見込み。オフショア市場での流動性のタイト化も相場を支援している。

この日の人民元の対ドル基準値(中間値)は1ドル=6.5382元と、前日に続き元安方向に設定された。前日の基準値(6.5277元)からは105ポイント(0.16%)の元安水準。

ただ元安設定のスポット市場への影響はほとんどみられず、人民元は6.5315元で取引を開始し、中盤時点では6.5286元と、前営業日終値比で76ポイント、基準値比で0.15%の元高水準。

トレーダーは、8日から12日までの人民元下落を受け、一部企業がドルのポジション解消に動いたとの見方を示した。

上海を拠点とする外銀のチーフディーラーは「人民元の明確な方向性はなく、これはまさに規制緩和を行った後に中銀が望んでいることだ」と述べた。

中国人民銀行(中央銀行)は11日、人民元の為替フォワードのポジションを決済する金融機関に適用する所要準備と、外資系金融機関のオフショア人民元建て預金に適用する所要準備を撤廃したことを明らかにした。

オフショア市場の人民元もオンショアの人民元相場を支援している。

財資市場公会(TMA)が算出したCNH香港銀行間取引金利(CNH HIBOR)の翌日物は3.04983%と、前日の2.09567%から上昇した。

一方、上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物は2.65%と、前日からの上昇は0.17ベーシスポイント(bp)にとどまった。

香港での資金調達コストの上昇は、オフショアでの人民元の流動性がタイト化していることを示唆している。

オフショアの人民元は、中盤時点でオンショア市場を0.01%上回る1ドル=6.5278元。

ナティクシスのチーフ・アジア太平洋エコノミスト、アリシア・ガルシア・エレロ氏はノートで「人民銀の政策変更は人民元の長期的なトレンドを変えるためではなく、短期的な変動を安定化させる目的だったとみている」とし、「人民元はより長期的に緩やかに下落していく」との見方を維持した。

オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.6424元と、基準値に対し1.57%の元安水準。

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