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上海外為市場=人民元、約7カ月ぶり高値から下落 流動性逼迫が緩和
2017年6月2日 / 04:56 / 4ヶ月前

上海外為市場=人民元、約7カ月ぶり高値から下落 流動性逼迫が緩和

[上海 2日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、香港市場で流動性の逼迫(ひっぱく)がやや緩和されたほか、海外市場でのドル上昇を受け、対ドルで前日に付けたほぼ7カ月ぶり高値から下落した。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日、人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.8070元と、昨年11月10日以来の元高水準に設定した。前日基準値は6.8090元だった。

香港市場での流動性逼迫を受け、前日のオフショア人民元のスポットレートは6.7245元と、昨年10月以来の高値を付けていた。

しかし2日は流動性がやや緩み、オフショア人民元は下落。一時6.7926元の安値を付けた。0333GMT(日本時間午後0時33分)時点では6.7905元で推移している。

香港の翌日物人民元借り入れ金利は急低下している。財資市場公会(TMA)が算出したCNH香港銀行間取引金利(CNH HIBOR)の翌日物は8.67550%で、前日の42.81500%から34%ポイント以上低下した。前日は1月6日以来の高水準だった。

香港金融管理局(HKMA)はロイターに宛てた電子メールの声明で、オフショア人民元の流動性逼迫で銀行支援へ流動性を供給したとし、その後のインターバンク市場は全般的に秩序だった動きになっていると指摘した。

オフショア人民元の下落はオンショア人民元の重しとなり、オンショアのスポット相場は6.8035元で寄り付き、0333GMT時点では6.8148元で取引されている。前日終値より86ポイント安の水準。

ムーディーズが中国の格付けを引き下げた5月24日以降、中国は人民元の急伸を容認している。

招商銀行(上海)のシニア外為アナリストは、人民元は過去2カ月間以上にわたり安定して推移していたとし、現在は「海外市場でのドル相場に追いつき、反応している」と指摘。また短期的にはドル指数の動きに一段と追随して推移するとの見方を示した。

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