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東京株式市場・大引け=5日ぶり反発、円安で大型外需株に買い戻し
2017年3月9日 / 06:44 / 7ヶ月前

東京株式市場・大引け=5日ぶり反発、円安で大型外需株に買い戻し

    [東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、5日ぶりに反発した。前
日の米国株はまちまちとなったものの、外為市場では1ドル114円台半ばまで円安が進
行し、大型外需株に買い戻しが先行した。指数は一時100円近く上昇したが、買い一巡
後は伸び悩んだ。10日の米雇用統計の発表や来週の日米金融政策の行方など一連のイベ
ントを控え、薄商いの中様子見ムードが強まった。
    
    業種別では、ゴム製品、精密機械、ガラス・土石が上昇率の上位。半面、鉱業、鉄鋼
、電気・ガスの下落率が大きかった。
    
    市場予想を大きく上回った2月の全米雇用報告を受け3月利上げの確度が一段と高ま
ったが、8日に米原油先物が大幅続落したことで「利上げ後の米経済に対する警戒感が出
ている」(中堅証券)という。
    
    みずほ証券シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏は「米国株も弱く、米利上げも織
り込み済み。為替の円安も期待ほど進まず、海外投資家が日本株を売っている。14─1
5日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが決定された場合、市場の関心は今後
の利上げの回数よりも、仏大統領選やトランプ米大統領の大型減税の具体的な内容に移る
」と話している。
    
   個別銘柄では日東製網        が4日大幅続伸。8日に発表した2017年4月期第
3・四半期(16年5月―17年1月期決算)で、連結営業利益が前年同期比2.5倍の
8億6000万円と大幅増益だったことが好感された。
    
    半面、コスモエネルギーホールディングス        、石油資源開発        、国際石
油開発帝石        、JXホールディングス        など石油関連株が軒並み軟調。8日
のWTI4月物の清算値は5.4%安の1バレル=50.28ドルと、中心限月ベースで
昨年12月7日以来約3カ月ぶりの安値を付けた。原油在庫が9週間連続で増加し、過去
最高水準を更新したことで、需給の緩みに対する懸念などが出た。
    
    東証1部騰落数は、値上がり1216柄に対し、値下がりが625銘柄、変わらずが
163銘柄だった。
    

 (辻茉莉花)
  
 
 

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