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為替こうみる:英選挙、ポピュリズム旋風の最新事例=SSGM フェリッジ氏
2017年6月9日 / 09:09 / 4ヶ月前

為替こうみる:英選挙、ポピュリズム旋風の最新事例=SSGM フェリッジ氏

[東京 9日 ロイター] - <米ステート・ストリート・グローバル・マーケッツの北米マクロ戦略責任者、リー・フェリッジ氏(英国出身、ボストン在勤)>

オーバーナイトでいくつか大きなイベントがあったが、何と言っても大きなサプライズは英総選挙だ。与党・保守党が単独過半数を確保できず、同党を率いるメイ首相と英ポンドにとって非常に悪い結果だ。

マーケットは、保守党内でさえ足並みがそろわず困難なブレグジット(英国の欧州連合離脱)の交渉が、今回の選挙結果によって一段と難しくなるということに注目している。

もう少し大きな視点から、(最大野党・労働党の)コービン党首にポピュリズム(大衆迎合主義)的な部分があるとみるならば、今回の選挙結果は、大方の予想に反してポピュリズム旋風が吹いた最新事例と言うことができる。その点では、英国内の政治イベントではあるが、欧州だけでなく、世界の不確実性を増大させる結果だ。

私は選挙前から英ポンドに弱気だったが、今回の選挙結果により、ポンドへの下落圧力は一段と増すとみる。オーバーナイトで既にポンドは下落したが、中長期的には一段の下落余地があるだろう。

このように大きな不確実性に直面していることを考慮すれば、長期投資家の目に、英国が魅力的な投資先として映ることは想像しがたい。 (植竹知子)

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