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FOMCこうみる:9月にバランスシート縮小に着手か 日米株ショック安も=大和証 石黒氏
2017年6月15日 / 00:45 / 4ヶ月前

FOMCこうみる:9月にバランスシート縮小に着手か 日米株ショック安も=大和証 石黒氏

[東京 15日 ロイター] -

<大和証券シニアストラテジストの石黒英之氏>

米連邦公開市場委員会(FOMC)は年内にあと1度の利上げを行い、バランスシートの縮小に着手する方針を示した。予想通りの内容だが、FOMCの声明文は直前に発表された5月の米消費者物価指数(CPI)、5月米小売売上高の弱さを反映していない。米連邦準備理事会(FRB)が認識しているよりも、実体の米景気は減速している。少なくとも、市場はファンダメンタルズに対し懐疑的だ。

それにもかかわらず、利上げのペースを鈍化させず、バランスシート縮小の着手の時期も後退させないことは、整合性が取れていないと感じる。FRBは9月にバランスシートの縮小、12月に追加利上げに踏み切ると見込まれる。だが足元の経済状況を直視せず強引に進めていくと、9月もしくは他の時点で米株のショック安が起きる。日本株もそれに引きずられることになろう。

 利上げをしても米長期金利は上がらず、円の先安感も出てこないのであれば、日経平均のPER(株価収益率)も14倍のまま据え置かれる。米金利が上昇、円安が進むという流れが醸成されてこない限り、日本株はバリューエーションの修正か起きる状況にない。よくPERが15倍になれば2万1000円といわれるが、今のままでは2万円台の定着も難しい。

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