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4月日銀国債買入額8.3兆円に減少、残高は額面で前年比70.9兆円増=ロイター推計
2017年4月28日 / 04:49 / 5ヶ月前

4月日銀国債買入額8.3兆円に減少、残高は額面で前年比70.9兆円増=ロイター推計

[東京 28日 ロイター] - 日銀が4月に買い入れた長期国債の総額は8兆3163億円 (通告日ベース)と、前月に比べて2679億円減少し1月以来3カ月ぶりの低水準となった。

ロイター独自の集計で明らかになった。

日銀は5日に通告した国債買い入れで、「残存1年超3年以下」を200億円の減額に踏み切ったほか、12日と24日には「同3年超5年以下」をそれぞれ300億円減額した。4月は中期ゾーンの減額が相次いだことを受けて、日銀買い入れ総額も低水準となった。

  また、みずほ証券の推計によると、4月末に日銀が保有する国債残高は前年同月に比べて約70.9兆円(額面ベース)の増加にとどまる見通し。前年同月対比の増加額は、前月(約72.2兆円)に比べて鈍化するとみられている。この結果、日銀がめどとして掲げる年間残高増加ペース(約80兆円)を額面で1年5カ月連続で割り込むことになる。

みずほ証券・シニアマーケットアナリストの松永哲也氏は「債券市場では、イールドカーブ・コントロール(YCC)政策が徐々に浸透している結果、国債残高増加額の年間80兆円割れは周知の事実として、抵抗感が薄れている。ただ、為替や株式などの他市場の受け止め方に不安が残り、気掛かりだ」と指摘している。

黒田東彦総裁は、27日の定例会見で「買い入れペースは80兆円を上回ったり下回ったりしているが、80兆円をメドとすることで問題が生じているとは考えない」と述べ、政策の目安はあくまで金利との考えを示している。 (星裕康)

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