インタビュー:日本は円高容認していない、G20で主張=財務副大臣
[東京 29日 ロイター] 財務省の野田佳彦副大臣は29日、ロイターのインタビューに応じ、藤井裕久財務相の代理として出席が予定される11月6─7日の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(英セントアンドリュース)について、意見交換を行う場があれば、1)為替は安定が望ましい、2)通貨安競争は避けるべき、3)日本は円高を容認しているわけではない──の3点を伝える意向を示した。
ただ、G20は為替を主たる議題とする場ではないと述べ、主要議題にはならないと語った。
また、9月下旬に開かれたG20首脳会合(金融サミット)から世界経済動向に劇的な変化はみられず、出口戦略のあり方については検討を継続することになるとの見通しを示した。
09年度国債発行額については今年度の税収減を赤字国債で補てんする結果、50兆円台に乗せる可能性を明らかにする一方、個人向け国債の販売不振で市中消化額がさらに増額され8兆円程度膨らむ可能性については「税収落ち込み分に加え、個人向け国債が予定より消化できなかった分について、円滑に消化していく必要がある」と述べるにとどめ明言を避けた。
日銀の金融政策については「金融面から経済をしっかり支える役割は大事だ」としながらも、国債増発懸念による長期金利上昇抑制のための国債買いオペ増額の是非や年末に期限を迎えるCPや社債買い入れ、企業金融支援特別オペの打ち切りの是非については日銀の判断を尊重する考えを強調。ただ、企業金融支援措置の打ち切りを決定するような場合には「国民とマーケットにきちんとした説明をすることが最低限必要」と語った。
30日に開催される日銀の金融政策決定会合には、財務省から野田副大臣が出席する予定。G20財務相・中央銀行総裁会議についても、藤井財務相は野田副大臣が代理で出席することを明らかにしているが、まだ正式には決定していない。
インタビューの概要は以下の通り。
──G20議題と日本のスタンスは。 続く...
為替「非常に大きな影響」
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