北朝鮮が核燃料棒の再処理完了、米政府は抑えた反応

2009年 11月 4日 12:14 JST
 

 [ソウル 3日 ロイター] 北朝鮮は3日、寧辺(ニョンビョン)の核施設で使用済み核燃料棒の再処理を完了し、兵器として使用できるプルトニウムを抽出したと表明した。

 朝鮮中央通信社(KCNA)は、「8月の時点で、8000本の使用済み核燃料棒の再処理を完了した。抽出されたプルトニウムを兵器化するのに著しい成果を挙げた」と報じている。

 これに対し、米政府は落ち着いた反応を示している。国務省のケリー報道官は北朝鮮の行為を激しく非難することは控え、「プルトニウムの再処理は北朝鮮のコミットメントに反するとともに、国連安全保障理事会決議に違反する」との認識を示すにとどまった。

 専門家によると、北朝鮮が少なくともさらに1個の核爆弾を製造できる量の抽出したプルトニウムを保有する可能性がある。専門家の間では、北朝鮮はかねてから核兵器6─8個分相当の核分裂性物質を保有するとみられていた。

 
 
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