トヨタ決算こうみる:赤字幅縮小だけでは反応薄、日経平均は年内9000円も=日興コーディアル 河田氏

2009年 11月 5日 16:45 JST
 

 <日興コーディアル証券 シニアストラテジスト 河田 剛氏>

 

 系列部品メーカーの上方修正などからトヨタ(7203.T: 株価, ニュース, レポート)の上振れもある程度予想していたが、期待していたほどではなかった。赤字幅縮小だけでは株価へのインパクトは小さい。トヨタは、通期の為替見通しについて1ドル92円から93円に変更しているが、前日決算発表した日産(7201.T: 株価, ニュース, レポート)は下期にホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)と同様に85円に引き下げ、通期でも95円から90円に修正した。それに比べると、日産やホンダのように上方修正期待は見込めない。

 

 トヨタをはじめこれまで発表された主要企業の決算は、それなりの数字ではあるが市場の期待に達していない。先行きの不透明感から日経平均株価.N225は軟調が続くだろう。年内は最悪9000円に下げる可能性もある。

 

 (東京 5日 ロイター)

 
写真
為替「非常に大きな影響」

パナソニックの大月均専務(海外担当)は26日、ロイターのインタビューに応じ、この日14年ぶりにドル/円が86円台へ突入したことについて「非常に大きな影響を受ける」と述べた。  ビデオ | 記事の全文 

 

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ