五輪=シンクロ日本代表の鈴木、「やるんだと思う気持ちがすごく強い」

2008年 08月 5日 20:36 JST
 

 [北京 5日 ロイター] 7大会連続のメダル獲得を目指す北京五輪シンクロナイズドスイミング日本代表は5日、本番会場となる北京の国家水泳センターで約2時間の練習を行った。原田早穂とデュエットに出場する鈴木絵美子は練習後、記者団に対し、4月の北京五輪プレ大会兼世界最終予選に比べ、体力が増強したほか「やるんだという気持ちがすごく強い」と述べ、強い意気込みを示した。

 シンクロの日本代表は、同競技が五輪の正式種目に採用された1984年のロサンゼルス五輪以来、すべての五輪大会でメダルを獲得しており、北京では7大会連続のメダルに期待がかかる。

 しかし、4月の最終予選では、世界最強のロシアが不参加のなか、デュエット、チームともにスペインを下回ったほか、デュエットでは開催国としてオープン参加した中国の蒋姉妹の得点も下回り、実質的に世界4番手に転落。メダル獲得に黄信号が点灯した。

 鈴木によると、4月以降、トレーナーの指導の下で体力増強に取り組み「4カ月前と(体力面で)大きく変わった」。精神的には「プレ大会に出場した時にはない『やるんだ』という気持ちになっている」と述べ、本番に向け、会場の空間の広さを意識して大きな演技に磨きをかける考えを示した。

 シンクロ代表の金子正子チームリーダーは5月の日本選手権終了後、北京五輪までには演技構成を改造する考えを示していたが、デュエットについて「(4月の演技は)元気がなかったので、カットしたり、最後に18─20秒近く潜りっぱなしにしたりして改造した」と述べた。また、本番に向け「選手のチャレンジ精神を出させてあげたい。選手が自分を見失わないようにしてあげたい」と語った。

 中国は日本代表前ヘッドコーチの井村雅代氏をヘッドコーチに迎え、地元開催でのシンクロ初メダルを目指してさまざまな強化を図ってきた。日本にとってはデュエット、チームともに強敵となる。会場では中国チームに対する声援が大きくなると予想されるが、金子チームリーダーは「選手たちが自ら納得できる演技を見せられれば審判は見てくれる。自分がやってきた演技を思い通りできればいい」と述べた。

 (ロイター日本語ニュース 大林優香記者) 

 
 
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