五輪=体操男子団体は銀メダル、中国に敗れ2連覇逃がす

2008年 08月 12日 20:46 JST
 

 [北京 12日 ロイター] 北京五輪体操日本代表は12日、男子団体総合で強豪中国に破れ2位となり、アテネ五輪に続く2大会連続の金メダルは逃した。

 会場の国家体育館を埋め尽くした観客が地元中国勢に大声援を送るなかで、日本のエース冨田洋之や最年少の内村航平らが集中した演技を見せたが、難易度の高い大技を次々と決めた中国には及ばず、銀メダルとなった。

 試合後の記者会見で具志堅幸司監督は「中国は6種目ともすばらしい演技だった。特にあん馬、跳馬、つり輪がよく、鉄棒も昨年よりよくなっておりすべて世界一の演技だった」と称えた。そのうえで4年間努力を続けてきた日本の選手に対し「世界で一番美しい日本の体操を継承した選手が代表になっている。『よくがんばった』と言いたい」と述べた。

 中国の黄玉斌監督も「日本のチームもとてもいい演技をした」と認めたうえで、「ただ、いろいろな面で中国の方が上だと思う」と語った。

 <最終種目の鉄棒で2位確保>

 日本代表は、4年前のアテネ五輪で金メダルを獲得した冨田や鹿島丈博に加え、2007年世界選手権団体銀メダリストの中瀬卓也と沖口誠、そして大学生の内村、坂本功貴というベテランと若手のバランスのとれた布陣で大会に臨んだ。鉄棒や平行棒などで持ち前の細やかで正確な演技を見せたが、中国勢は会場全体にこだまする大歓声を支えにエース楊威などが躍動感ある大きな演技を見せ、さらに高得点をマークした。

 中国の得点は286.125で日本の278.875を大きく上回った。3位は米国で275.850。日本は跳馬の着地ミスなどで得点が伸びず、5種目が終わった時点で中国と米国に次ぐ3位だったが、米国が最終種目のあん馬で失敗したほか、日本の中瀬、内村、冨田が鉄棒で雄大でリズミカルな演技を決め、2位を確保した。

 具志堅監督は銀メダルについて「(第4種目の)跳馬が終わった時に一時はどうなるのかと心配になったが、平行棒と鉄棒で見事に追い越してくれた」と述べ、「正直ほっとしている」と本音を漏らした。中国は「吊り輪、跳馬、平行棒で中国が1枚も2枚も上」(同監督)で日本は今後これらの種目の強化が課題となる。  続く...

 
 
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