五輪=女子レスリングの吉田が金、「ロンドンで3連覇目指す」

2008年 08月 16日 21:34 JST
 

 [北京 16日 ロイター] 北京五輪女子レスリングは16日、中国農業大学体育館で55キロ級の試合を行い、日本代表の吉田沙保里が金メダルを獲得し、アテネに続き2連覇を達成した。今年1月に敗れ6年以上にわたった連勝記録は119でストップしたが、完全復活した姿を大舞台で披露した。

 試合後、吉田は2012年のロンドン五輪で3連覇を目指すと宣言した。

 <半年間研究してきたタックル返し対策>

 吉田の身長は156センチ。表彰台にのぼった4人のなかでひときわ低く、ひとつ下の階級の伊調千春(157センチ)よりも低い。吉田の武器はタックルだが、懐の深い選手が相手だと身体をそのまま持ち上げられて返される恐れがある。今年1月のワールドカップのときもマルシー・バンデュセン(米国)にタックルを返されてポイントを奪われての敗戦だった。

 連勝を止められたショックは大きく「寝ている途中でも頭の中にグルグルと負けたときの事がでてきたようだ」(栄和人コーチ)という。

 この半年間、吉田はタックル返しへの対策を徹底的に研究してきた。タックルが入った瞬間に相手の身体を持ち上げたり、そのまま自分の身体を預けたりという練習や、腰が折れ曲がる位置よりも少しずらした場所にタックルすることで容易に返されないような技術を磨いてきた。

 試合後、自ら珍しいという勝利の涙を流した後、吉田は記者団に「半年間本当に苦しい思いをして、研究もしてきたので、恐れずにタックルして金メダルを取れてよかった」と笑顔で話した。

 <3連覇目指すと宣言、外国人選手は年々力つける>  続く...

 
 
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