五輪=女子バレー日本代表、準々決勝で強豪ブラジルに完敗
[北京 19日 ロイター] 北京五輪女子バレーボール日本代表は19日、準々決勝で強豪ブラジルと対戦し、0─3で完敗した。高さとパワーのある攻撃でブラジル勢が終始ゲームを支配し、日本は大きく得点差をつけられて敗退した。
サーブで相手のレシーブを崩したかった日本が逆に相手のサーブなどに翻弄(ほんろう)され、「思うようにやられてしまった」(佐野優子)という。
試合は1時間強で終わる一方的な展開で、試合後に涙を見せる選手もいなかった。日本のエース栗原恵は「力の差をみせつけられた」とぽつり。技術だけでなく「相手の方が勢いがあって気持ち的にも押された」(佐野)ことも敗因という。
高橋みゆきも「大きな大会で力を発揮できるのがブラジルの強み。精神的なもの」とし、日本がブラジルと競り合える力をつけるためには「1人1人が技を磨かないといけない」と述べた。
試合後の記者会見で、竹下佳江主将は「今日で私たちの戦いが終わったが、ブラジルという素晴らしいチームと戦えてよかった」とコメント。アテネ五輪からの4年間を振り返り「苦しい戦いばかりで、正直しんどかったが、チーム一丸となって戦ってこれたのがよかった。悔いはないです」と締めくくった。
竹下のほか、高橋や栗原も今後の目標については「終わったばかりで考えていない」と述べるにとどめた。
「北京でのメダル獲得」を目標に掲げ、司令塔の竹下やオールラウンドプレーヤーの高橋らとともにチームを引っ張ってきた柳本晶一監督。5位に終わったアテネ五輪と同様、準決勝進出を逃し「最終的に結果を出せなかったが、自分たちがやってきた結果なので素直に受け止める」と述べた。
その上で「五輪は終わったが選手がベストな状態でやってくれて満足している」と語った。この4年間にけがなどで戦線から離脱した選手もいたが「(今回の)12人はその中でも勝ち抜いてきた選手で、最高の12人がコートに立ってくれたと確信している」と語気を強めた。
(ロイター日本語ニュース 大林優香)
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.















