五輪=星野ジャパンは米国に敗戦、タイブレークの怖さまざまざ
[北京 21日 ロイター] 北京五輪は20日、野球の1次リーグ最終戦を行い、星野仙一監督率いる日本代表が2─4で米国に負けた。予選で4勝3敗となり4位が確定、22日の準決勝では同1位の韓国と対戦することが決まった。試合はタイブレークに入り米国に一気に4点奪われ、その裏の反撃も届かず敗戦というタイブレークの怖さが如実に表れた一戦となった。
<大量失点の危険はらむタイブレーク>
10回まで投手戦が続き両チームとも無得点。11回、無死1、2塁から始めるタイブレークに入った。11回表、米国の攻撃で日本は10回から投げている守護神、岩瀬仁紀が続投したが、バントを警戒した前進守備の間を抜かれ初失点。さらにライト前にヒットを打たれ、2点目を失った。ランナー1、3塁の連続得点が入りやすい形が続き、連打を浴びるという悪いパターンとなった。
大量失点を避けなければならないこともタイブレーク初体験の大きな教訓となった。11回裏、2アウトながら稲葉篤紀、中島裕之が連続ヒットを放ち、2点を返したが、そこまで。代打の阿部慎之助がファーストへのファウルフライに倒れゲームセットとなった。相手に大量点を許さず、自らは流れをつかむ。試合のセオリーだが、タイブレークには勝負のあやが凝縮されてることを見せ付けたような11回の攻防となった。
星野監督は試合後、「4点は取られ過ぎ。せめて2点にしておかないといけない」とし「岩瀬は簡単に急ぎ過ぎた。様子を見ていかないと」と振り返った。
<10回までは投手戦>
試合は10回までは投手戦。両チームとも準決勝進出を決めており、調整を兼ねているためか継投が目立つ。日本チームも初戦のキューバ戦で5回4失点のダルビッシュが先発し、2回3三振で無失点と立ち直りを見せたほか、3回から7回まで登板した田中将大も無失点に抑えた。
打線は10回までヒット3本と冷え込んだが、短いイニングでつないだ米投手が好投を続けるとあっては致し方ないところ。「速い球で動くボールを投げていた。なかなかとらえきれなかった」(稲葉)という。 続く...













