五輪=北京五輪が閉幕、日本は金9を含むメダル25個を獲得
[北京 24日 ロイター] 17日間にわたって熱戦を繰り広げた北京五輪が24日幕を閉じた。五輪史上最大の規模で開催された今大会は、開催国の中国が51個の金メダルを獲得し、米国を抑えて世界トップに躍り出るなど活躍が目立った。
日本のメダルは金9を含む25個にとどまったものの、2種目2連覇を達成した競泳界エース北島康介や32年ぶりに日本のチーム競技に金メダルをもたらした女子ソフトボールなどの優勝シーンは観る人の心に熱い感動を与えた。
懸念されたテロや大気汚染などの大きな問題もなく北京五輪は全ての競技を終了した。
<新星乏しく>
日本代表選手団の上村春樹総監督は24日に会見し、「当初掲げていた金メダル2ケタ、メダル総数30個以上という目標には届かなかったが、選手達はよく戦い、頑張ってくれた」と総括。福田富昭団長も男子100メートル平泳ぎを世界新記録で2連覇した北島はもちろん、女子レスリング、ソフトボール、男子フェンシング、男子体操などの成果をたたえた。
北京でのメダル獲得数は、アテネでの金16を含む37個に比べ大きく減少した。9個の金メダルのうち7個はアテネの覇者が獲得したもの。4年の間のケガや敗戦を糧にし「経験」を力に換え、再び栄冠を手にした選手が活躍する一方で、ケガで十分な練習が出来なかった選手、年齢をかさね力を維持するのが難しくなった選手もいた。
半面、それらの者にとって代わる「若い力」が表れなかったのも事実。金メダリストの新顔は柔道100キロ超級の石井慧と女子ソフトボールだが、準決勝、決勝の死闘を投げ続けたソフトのエース上野由岐子はアテネ大会でも投げており、まったくのニューフェイスというわけではない。フェンシングの太田雄貴などを除けば全体的に「新顔」に乏しい北京五輪となった。
この点について上村総監督は「五輪は世界のレベルがきっ抗し、ハイレベルな戦いになっている。負けた理由をよく分析し、世代交代をきちんとやっていかないとロンドンでは勝てない」と語った。 続く...














