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米製薬アブビーが5度目の買収提案、シャイアーは受け入れ示唆
2014年7月14日 / 07:59 / 3年前

米製薬アブビーが5度目の買収提案、シャイアーは受け入れ示唆

[ロンドン 14日 ロイター] - アイルランドの特殊医薬品メーカー、シャイアー(SHP.L)は14日、米バイオ医薬品会社アブビー(ABBV.N)が提示した5度目の買収提案について、株主に受け入れを勧告する用意があるとの姿勢を明らかにした。

アブビーは週末13日、5度目の買収提案を行い、金額は310億ポンド(530億ドル)に増額された。これまでの4度にわたる買収提案は、シャイアー側がすべて拒絶している。

新提案はシャイアー株1株当たり53.20ポンド(現金24.44ポンドおよびアブビーの新株0.8960株)で、シャイアー株主は今回の提案を受け入れる場合、合併後の新会社の25%前後を保有することになる。

アブビーは節税と商品ラインアップの多様化に向け、シャイアーの買収を目指している。買収に成功すれば、インバージョン(節税を目的とする本社の海外移転)を通じて、米国で納める税額を圧縮できる。

BMOキャピタル・マーケッツはシャイアーの統合によりアブビーの1株利益が2015年に9%、16年に17%増えると試算。またバークレイズのアナリストチームはシャイアー買収による節税効果を20年までで13億ドルと見積もっている。

アブビーの売上高の60%近くを占めるリウマチ治療薬「ヒュミラ」は16年に特許切れを迎える。バークレイズは「アブビーは経営戦略の面でシャイアーの抱える希少疾患、神経科学、眼科などの基盤となる質の良い成長資産を手に入れ、ヒュミラに過度に依存しているとの投資家の懸念を緩和し、将来の成長機会を手に入れる」と指摘した。

この日の米市場でアブビーの株価は0.2%下落。一方、ロンドン上場のシャイアーは0.7%上昇した。

*内容を追加しました。

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