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米ADP民間雇用者数、2月は29.8万人増 1年ぶりの大幅な伸び
2017年3月8日 / 14:51 / 7ヶ月後

米ADP民間雇用者数、2月は29.8万人増 1年ぶりの大幅な伸び

 3月8日、ADP全米雇用報告によると、2月の民間部門雇用者数は29万8000人増と、予想を大幅に上回る伸びとなった。写真は就職フェアの様子。コロラド州で2月15日撮影。(2017年 ロイター/Rick Wilking)

[ワシントン 8日 ロイター] - 企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが発表した2月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は29万8000人増と、市場予想の19万人増(予想レンジ:15万ー24万7000人増)を大幅に上回った。

伸びは建設・製造業が押し上げる格好でおよそ1年ぶりの大きさを記録。米経済は第1・四半期に減速の兆候が出ているものの、基調的な強さを維持していることを示した。

1月分の数字も当初発表の24万6000人増から26万1000人増に上方修正された。

内訳では、建設業が6万6000人増と、ADPが15年前に集計を開始して以降、2番目に高い伸びとなった。例年に比べ気候が温暖だったことが要因とみられている。

製造業は3万2000人増えた。

10日発表の2月雇用統計が労働市場の持続的な改善を裏付ける内容になれば、米連邦準備理事会(FRB)による来週の利上げを後押しするとみられている。

ナロフ・エコノミック・アドバイザーズの首席エコノミスト、ジョール・ナロフ氏は「FRBに関し『決まったも同然』ということはないが、強い雇用統計なら(利上げに)かなり近づく」とし、「金利は市場が現在想定しているよりも速いペースで高い水準に上昇するリスクが現実味を帯びる」と話す。

ロイターのまとめた2月雇用統計に関するエコノミスト予想は、非農業部門雇用者数が19万人増、民間雇用者数が19万3000人増。失業率は前月の4.8%から4.7%に低下することが見込まれている。

ADP報告は雇用統計の行方を占う上で注目されているが、これまで正確性には乏しい。それでもADPが大幅な伸びとなったことで、エコノミストの間では雇用統計の見通しを引き上げる動きも出ている。

ハイ・フリークエンシー・エコノミクスのチーフ米国エコノミスト、ジム・オサリバン氏は、変動の大きい雇用統計を推測する上でADPは決して確実ではないが、「データを文字通りとらえると、米雇用統計に著しい上振れリスクがあることを示唆している」と話した。

*内容を追加して再送します。

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