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始祖鳥以前の恐竜に飛翔の可能性、レーザー分析で明らかに
2017年3月1日 / 07:23 / 8ヶ月後

始祖鳥以前の恐竜に飛翔の可能性、レーザー分析で明らかに

[ワシントン 28日 ロイター] - 1億6000万年前のジュラ紀に中国に生息していた羽毛恐竜「アンキオルニス」の化石をレーザー分析したところ、翼に現在の鳥の羽のような柔らかい繊維があったことが分かり、鳥のように飛べた可能性が浮上している。研究は、ネイチャー・コミュニケーションズ誌に掲載された。

 2月28日、1億6000万年前のジュラ紀に中国に生息していた羽毛恐竜「アンキオルニス」の化石をレーザー分析したところ、翼に現在の鳥の羽のような柔らかい繊維があったことが分かり、鳥のように飛べた可能性が浮上している。研究は、ネイチャー・コミュニケーションズ誌に掲載された。提供写真(2017年 ロイター/Xiaoli Wang, Michael Pittman et al)

科学者らは、レーザー励起蛍光法(LSF)と呼ばれる技術で、ニワトリほどの大きさのアンキオルニスを分析した。この技術は、レーザー照射により化石に付着したやわらかな繊維を検出できる。羽毛恐竜の体形がここまで詳細に分かったのは初めて。分析では、アンキオルニスはドラムスティック状の足と、現在滑空や飛翔ができる鳥の翼と類似した腕、および細くて長い尾をもっていたことが分かった。

鳥の祖先は1億5000万年前にドイツに生息した始祖鳥とされているが、それより1000万年前のアンキオルニスは鳥に似た体形であるほか、鳥に見られる骨格や柔らかい繊維が多数あり、さらに鳥が恐竜から分裂した時期と生息時期が近いことから、鳥類とするかどうかが議論されている。

分析によると、アンキオルニスの前腕部にはやわらかい繊維でできた小さな領域があり、これは鳥の翼の前縁に当たる飛翔に不可欠な部分。ただ、現在の鳥に見られる胸骨や短い尾がないため、飛翔できたかどうか明らかではない。

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