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4月米求人件数が過去最高、採用減でミスマッチ鮮明=調査
2017年6月6日 / 15:20 / 4ヶ月前

4月米求人件数が過去最高、採用減でミスマッチ鮮明=調査

[ワシントン 6日 ロイター] - 米労働省が発表した4月の米求人労働移動調査(JOLTS)によると、求人件数は前月比25万9000件増の604万4000件と、政府が集計を開始した2000年以来、過去最高を記録した。

一方、採用件数は505万1000件と、25万3000件減少。雇用のミスマッチが鮮明となっており、最近の雇用の伸び鈍化は、企業が適材を確保するのが困難になっていることを示唆した。

RDQエコノミクスのチーフエコノミスト、ジョン・ライディング氏は「データは採用の困難さを浮き彫りにしており、今後雇用の伸びを下押しする主因となる公算が大きくなっている」と指摘。「米連邦準備理事会(FRB)は労働市場の過度な引き締まりを懸念するため、JOLTSは来週の利上げの根拠を強める」と話す。

JOLTSはイエレンFRB議長が労働市場の状況を見極める上で注目している指標の1つ。

求人件数の伸びは約1年ぶりの大きさで、求人率は前月の3.8%から昨年7月以来の水準となる4.0%に上昇した。

半面、採用率は3.6%から3.5%に低下し、1年ぶりの水準をつけた。

レイオフ・解雇件数は約160万件。レイオフ・解雇率は1.1%と、5カ月連続で変わらずだった。

自発的な離職件数は11万1000件減の約300万件。その結果、離職率は2.2%から2.1%にやや低下した。FRBは離職率を労働市場への信頼感を測る指標と考えている。

MUFGのチーフエコノミスト、クリス・ラプキー氏は「経済はすでに完全雇用の状態に達しており、焦点は労働需要を巡る懸念から労働供給を巡る懸念へとシフトする」とし、「工場や在庫補充を行なう人材が足りていない。ベビーブーマー世代の退職に伴い、この需給不均衡は悪化の一途をたどるだけだろう」と述べる。

*内容とカテゴリーを追加して再送します。

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