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麻生財務相、30日の追加緩和に慎重 「金融でできること限られる」
2015年10月23日 / 03:34 / 2年後

麻生財務相、30日の追加緩和に慎重 「金融でできること限られる」

[東京 23日 ロイター] - 麻生太郎財務相は23日の閣議後会見で、30日に開催予定の日銀金融政策決定会合での追加緩和の必要性について、2%の物価目標達成に金融政策だけでできることには限りがあると述べ、慎重な見方を示した。

 10月23日、麻生太郎財務相(写真)は閣議後会見で、30日に開催予定の日銀金融政策決定会合での追加緩和の必要性について、2%の物価目標達成に金融政策だけでできることには限りがあると述べ、慎重な見方を示した。8日撮影(2015年 ロイター/Paco Chuquiure)

追加緩和の必要性について麻生財務相は「基本的に、日銀に委ねられるべき判断だ」としたうえで、原油価格が低下するなかで、2%の物価目標を「金融(政策)でやれる範囲は限られる」と指摘。

物価が上がらない原因は「カネがないのではなく、需要がない」ためだとも説明。「黒田日銀総裁もそこを考え、需要が出るためには、たとえば、企業の内部留保が賃金などに回ることによって働いている人の可処分所得が増え、消費が増えることを期待していると思う。(金融政策と需要増の)両方が相まっていくことだ」と述べ、「今すぐ日銀の金融緩和だけで本来の目的にはなかなかいきにくい状況にある」と語った。

2%の物価目標の妥当性に関して「オープンエンドで進んできたその方向は間違っていない。2%目標を今この場で変えることは考えていない」と述べ、枠組みの変更は必要ないとの認識を示した。

麻生財務相は16日夜放映されたNHKとのインタビューでも「今すぐさらに金融緩和という状況ではない」と述べていた。

吉川裕子 編集:田中志保

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