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ブラジル中銀、100bp利下げ 次は緩和ペース鈍化か
2017年5月31日 / 22:14 / 4ヶ月前

ブラジル中銀、100bp利下げ 次は緩和ペース鈍化か

 5月31日、ブラジル中央銀行(写真)は、政策金利を11.25%から10.25%と、2014年1月以来約3年ぶりの低水準に引き下げた。16日撮影(2017年 ロイター/Ueslei Marcelino)

[ブラジリア 31日 ロイター] - ブラジル中央銀行は31日、政策金利を11.25%から10.25%と、2014年1月以来約3年ぶりの低水準に引き下げた。100ベーシスポイント(bp)の利下げは2回連続。

テメル大統領を巡る汚職疑惑で政権の存続が危ぶまれ、財政再建を含む経済改革が頓挫するとの懸念が強まる中、金融政策委員会(COPOM)は緩和ペースを鈍らせる用意があると表明した。

利下げ決定後の声明で、2年間の景気後退(リセッション)に続き回復の兆しを示し始めていたブラジル経済にとって、政治危機によって生じた不透明感が主要なリスクになっていると指摘。

「COPOMは次回の会合について、緩和ペースを今日決定したペースよりもやや鈍化させることが適切になるだろうとみている」と表明した。

また、年金などの主要改革が議会で可決されないとの懸念が、インフレ率に中立な金利水準を指す構造的金利の低下を阻害していると指摘した。

中銀は、インフレ抑制と積極的な利下げには年金改革が不可欠としているが、大統領を巡る汚職疑惑を受けて実現が不透明となっている。

中銀が利下げに対しより慎重な姿勢を示したことを受け、アナリストの間では、今後緩和ペースが緩やかになり、政策金利は市場が年末までに到達すると予想してきた8.5%を上回る水準にとどまる可能性があるとの見方が出ている。

バンコ・パインのエコノミスト、マルコ・カルーソ氏は「(今回の決定は)タカ派的な利下げだった」とし、「中銀は次回会合で現在の緩和ペースを維持したくない意向で、市場が見込んでいる8.5%での利下げ打ち止めはやや行き過ぎな状況となってきた」と述べた。

*内容を追加して再送します。

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