ユーロ下落、ギリシャのデフォルト懸念が再燃=NY外為市場

2012年 02月 11日 08:50 JST
 
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[ニューヨーク 10日 ロイター] 10日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが下落。ギリシャ連立与党の一角を占める国民正統派運動(LAOS)が、第2次支援条件受け入れに反対を表明したとのニュースが伝わり、ギリシャが無秩序なデフォルト(債務不履行)に陥る可能性があるとの懸念が再燃した。

ユーロの値動きは来週もギリシャ情勢に左右されるとみられている。15日に再度開かれる予定のユーロ圏財務相会合の行方が注目される。

LAOSのカラザフェリス党首はこの日、国際支援機関から求められている第2次支援条件の議会承認に関し、賛成票を投じることはできないとの考えを示した。LAOS所属の閣僚が、パパデモス首相に対し辞表を提出したとも報じられている。ギリシャ連立与党は前日、緊縮策・改革を盛り込んだ包括案で合意したと発表したばかりだった。

ユーロは0.9%安の1.3164ドル。

9日に開かれていたユーロ圏財務相会合で第2次支援の決定が先送りされたことを背景に下落していたユーロは、カラザフェリス党首の発言を受け、下げ足を速めた。

ノムラ・セキュリティーズの為替ストラテジスト、チャールズ・セントアーノード氏は「ユーロ(の値動き)は来週のギリシャ情勢にかかっている」と指摘。ギリシャが追加歳出削減策を承認し、民間関与をめぐる協議が合意に至るとの見通しをもとに、「来週終りまでにユーロが対ドルで上昇すると予想する」と述べた。

豪ドル/米ドルは1.1%安の1.0662米ドル。一時、約1週間ぶりの安値をつける場面もあった。ユーロ圏をめぐる懸念に加え、豪中銀が四半期ごとに発表する金融政策声明のなかでハト派的な見解を示したことや、1月の中国貿易統計で輸入が大幅減となったことが圧迫要因となった。

ユーロ/円は約1%安の102.18円。

ドル/円は2週間ぶりの高値をつけた後、値を消し、0.1%安の77.58円付近で推移した。

安住淳財務相は10日午前の衆議院予算委員会で、現在の為替レートは日本の経済実態を反映しておらず、投機的で思惑的な動きには今後も躊躇(ちゅうちょ)なく単独介入することを辞さないと明言した。

 
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2月10日、ニューヨーク外国為替市場では、ユーロが下落。ギリシャが無秩序なデフォルトに陥る可能性があるとの懸念が再燃した。写真は1月撮影(2012年 ロイター/Dado Ruvic)

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