五輪=シンクロ日本代表は減点で5位、連続メダル獲得ならず
[北京 23日 ロイター] 北京五輪シンクロナイズドスイミング日本代表は23日、決勝のフリールーティン(FR)を行い、前日のテクニカルルーティン(TR)との合計得点で5位に終わり、アトランタ大会以来続いていたチームの連続メダル獲得記録が途絶えた。
日本は演技直後に示された合計得点ではロシア、スペイン、中国に次ぐ4位だったが、試合後にプールの底に足が着いたことによる減点が課せられ、最終順位はカナダを下回り、米国と並ぶ5位に沈んだ。最終合計得点は95.334点でトップのロシアとは4.166点、3位の中国とは2.000点の差が開いた。
また、日本代表の演技終了時に、小林寛美が過呼吸で失神するハプニングがあった。金子正子チームリーダーによると極度の緊張によるもの。しばらく休養した後には自分で歩き、シャワーも浴びたという。
<世界は一歩も二歩も先>
前日の予選のテクニカルルーティン(TR)では、ロシア、スペイン、中国に次ぐ4位につけた日本は、この日のFRで躍動感のある演技をみせた。ただ、「同調性とかシャープさが足りなかった」(小川眞佐代コーチ)ことなどで得点が伸びなかった。金子チームリーダーも「後半に大分ばてた。切れも悪かった」と指摘した。
デュエットでは銅メダルに輝いたエースの鈴木絵美子は演技の後、「悔いの残る演技だけはしたくなかった。みんな覚悟を決めて(試合に)臨んだと思うが、やっぱり世界は一歩も二歩も先だった。力不足」と述べた。
鈴木とペアを組みデュエットで銅メダルを獲得した原田早穂は「チームで先輩たちがメダルを取り続けていたのを止めてしまい申し訳ない」と語った。そのうえで「結果には満足していないが、最後の力を出し切った」とし、今後の目標については「先のことは考えていない」と述べるにとどめた。
鈴木、原田と同様に五輪出場2回目の川嶋奈緒子はチームのメダルに届かなかったことについて「責任感というより正直悔しい」と語った。アテネではTRにしか出場しなかったが、今回はTRとFRの両方に出場したほかFRの大切なリフトも任された。この日のリフトを見事にこなした川嶋は「自分は精一杯やった。力を出し切った」と胸を張った。 続く...












