水泳=フェルプスの市場価値、大麻疑惑報道でダメージも
[シカゴ 2日 ロイター] 北京五輪で前人未到の8冠を達成し、広告市場での価値も記録破りの米競泳選手マイケル・フェルプス(23)だが、英国の新聞が写真付きで大麻吸引疑惑を報じた後では、その価値に傷がつくかもしれない。
水着メーカーの英スピードやスイスの時計メーカー大手オメガなど、主要スポンサー企業はフェルプスを広告から外す予定はないとしているが、専門家は今回の報道でフェルプスのイメージは損なわれ、広告収入の一部を失う可能性もあると指摘する。
英ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙は先に、フェルプスがガラス製のパイプを吸っている写真を掲載。この写真については昨年11月、米サウスカロライナ州コロンビアにあるサウスカロライナ大学の学生パーティーで撮影したと報じた。
報道では、フェルプスが実際に大麻を吸っていたかどうかは触れていないが、写真にあるガラス製のパイプは一般的に麻薬吸引に使用されるものだ。フェルプスは「不適切な」行為だと謝罪した。
ニューヨーク大学のロバート・ボランド教授(スポーツ・マネジメント)はフェルプスの市場価値について「ダメージを受けるのは間違いない」とコメント。「現在の経済状況では多くの企業がスポーツ広告市場での契約から撤退している」と述べた。
フェルプスのエージェント、オクタゴンは企業側と連絡を取っているが、撤退の意向を示しているスポンサーはないとしている。一方、アナリストらはフェルプスが過ちを犯したのはこれが初めてではないと指摘する。
アテネ五輪で6個の金メダルと銀メダル2個を獲得した当時19歳だったフェルプスは2004年、五輪終了から数カ月後に飲酒運転で有罪を認めて公に謝罪した。
ニューヨークのポントゥロ・マネジメント・グループのトニー・ポントゥロ会長は「これで広告主やスポンサーはとても慎重になるだろう。スポンサーシップでの収入を望むなら、非常に強い世間の注目の中にいると理解していなければならない」と述べた。 続く...














