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英中銀3委員が利上げ支持:識者はこうみる
2017年6月15日 / 13:41 / 4ヶ月前

英中銀3委員が利上げ支持:識者はこうみる

[ロンドン 15日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は15日、市場予想通り、政策金利を0.25%に据え置くことを決定した。ただ、予想外に3人の政策委員が0.5%への利上げを支持し、2007年以降で最も利上げ決定に近い投票結果となった。

市場関係者のコメントは以下の通り。

●かなり早期の利上げ示唆

<キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ポール・ホリングスワース氏>

景気が最近、かなり順調に政治的な不透明感を乗り切るなどしており、本日の金融政策委員会(MPC)前に市場が織り込んでいた、2020年4月よりもかなり早期に最初の利上げがあるとの予想を、本日の決定や議事要旨は下支えする形となった。

●利上げへの抵抗根強い可能性

<インベステックのエコノミスト、フィリップ・ショウ氏>

さえない経済成長の期間が長引いていることに加え、今週の統計では給与の伸びの弱まりがあらためて確認されるなかで、今回3人の委員が利上げを支持したことは予想外だった。こうした状況で、長期的なインフレ圧力がどこから発生するのか疑問が残る。

政策委員会が予想以上に利上げに近づいていることは確かだが、その一方で、経済情勢を踏まえると、過半数の委員による利上げへの抵抗はかなり根強い可能性がある。また来月からは委員のポストが2名空席となり、この点に関する見極めも必要だ。

●次回会合の勢力均衡、劇的とならず

<ソシエテ・ジェネラルのエコノミスト、ブライアン・ヒリアード氏>

驚く内容となったが、気をとられてはいけない。フォーブス政策委員には今回最後の会合となった。ホッグ副総裁の後任も就任する。したがって次回会合の(勢力)均衡は、今回ほど劇的なものとならない可能性がある。賃金の伸びが弱く、金融(政策)見通しが変わりつつあるのかは明らかでない。(利上げ)リスクは明らかに、やや増大した。

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