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日銀1月会合「主な意見」、長期金利ゼロ%を堅持 思惑けん制
2017年2月8日 / 01:37 / 9ヶ月後

日銀1月会合「主な意見」、長期金利ゼロ%を堅持 思惑けん制

[東京 8日 ロイター] - 日銀が1月30、31日に開いた金融政策決定会合では、米国を中心とした世界的な金利上昇圧力の中でも、物価2%目標の実現に向けて現行の「ゼロ%程度」の長期金利目標を維持していくべきとの見解が多くの政策委員から示された。日銀が8日に公表した決定会合の「主な意見」で明らかになった。

 2月7日、日銀が1月30、31日に開いた金融政策決定会合では、米国を中心とした世界的な金利上昇圧力の中でも、物価2%目標の実現に向けて現行の「ゼロ%程度」の長期金利目標を維持していくべきとの見解が多くの政策委員から示された。写真は日銀本店。昨年9月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

会合では、先行きの経済・物価見通しを示す「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」も議論されたが、「主な意見」ではイールドカーブ・コントロール(YCC)を中心とした金融政策運営の議論が多くを占めた。

特に米金利動向に連動して日本の長期金利にも上昇圧力がかかる中で、市場では日銀の長期金利目標引き上げ観測がくすぶっており、委員からは「2%の物価安定目標からほど遠い」との見解が複数示され、長期金利目標をゼロ%程度とする「現在の方針を堅持することが何より重要」「当面は現行の枠組みの下で、粘り強くその効果を見守ることが肝要」など市場の思惑をけん制する意見が目立つ。

長期金利をゼロ%程度に維持するための国債買い入れオペについても、「金額やタイミング、回数などは実務的に決定される」とし、「日々のオペ運営によって先行きの政策スタンスを示すことはない」との意見が示された。

一方で「米国の長期金利が大幅に上昇すると、長期金利目標を実現するための金利操作は一層困難度合いが高まる」としてYCCの見直しに言及する委員がいたほか、国債買い入れ額について「市場の反応を慎重に探りつつ減額を模索していけばよい」との意見も示された。

伊藤純夫

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