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マイナス金利幅の拡大、理論的余地は相当にある=黒田日銀総裁
2016年3月16日 / 02:37 / 2年前

マイナス金利幅の拡大、理論的余地は相当にある=黒田日銀総裁

 3月16日、日銀の黒田東彦総裁は衆院財務金融委員会で、現行マイナス0.1%となっているマイナス金利政策の拡大余地について、理論的には相当にあると語った。日銀本店で15日撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 16日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は16日の衆院財務金融委員会で、現行マイナス0.1%となっているマイナス金利政策の拡大余地について、理論的には相当にあると語った。宮崎岳志委員(民維ク)への答弁。

黒田総裁は、マイナス金利幅がどの程度まで拡大可能かを問われ、「理論的な余地は相当にある」と指摘。マイナス0.5%程度まで可能かとの質問に対して「理論的な可能性として、そうした余地があるのはその通り」と語った。

追加緩和を行う場合の手段については「量・質・金利の3つの次元で可能になっており、その時の経済・金融情勢に応じて追加緩和する」とし、「その際には当然、金利の引き下げという可能性もある」と付言した。

その上で「現時点でどこまで(マイナス金利を)引き下げられるかとか、量・質・金利どれを選考するかは具体的には申し上げられない」とし、「あくまで3次元で必要に応じてちゅうちょなく追加緩和をする用意があるということだ」と語った。

また、マイナス金利政策の導入でも個人向けの預金金利がマイナスになることはない、との見解をあらためて表明。現時点で手数料を引き上げるという動きも出ていない、と語った。

イールドカーブ全体の低下で金融機関収益に影響が出るものの、これまで金融機関は高収益を確保しており、収益への影響によって「金融機関の行動が大きく変わることは考えにくい」と語った。

伊藤純夫 編集:内田慎一

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