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英2016/17年度予算案、成長予想引き下げ 債務削減目標届かず
2016年3月16日 / 15:12 / 2年前

英2016/17年度予算案、成長予想引き下げ 債務削減目標届かず

3月16日、オズボーン英財務相は16日、2016/17年度予算案を議会に提出した。写真は16日、ロンドンで予算案の入ったブリーフケースを見せるオズボーン財務相(2016年 ロイター/Stefan Wermuth)

[ロンドン 16日 ロイター] - オズボーン英財務相は16日、2016/17年度予算案を議会に提出した。予算案では成長見通しを大きく下方修正するとともに、公的債務の削減目標を今年達成できないことを認めた。ただ2019/20年度までに財政収支を黒字化する目標は堅持する姿勢を示した。

2016年の成長率見通しは2%とし、11月時点の2.4%から引き下げた。17年についても2.5%から2.2%に下方修正した。海外経済の減速に加え、国内の生産性の伸びが弱いことが足かせとした。

同相は「金融市場は混乱している。生産性の伸びは西部でかなり弱く、世界経済の見通しも弱い。さまざまなリスクが混在している」と指摘した。

また6月実施の国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決まれば、景気見通しはさらに悪化するとの見方を示した。

オズボーン財務相は昨年の総選挙前、国内総生産(GDP)に対する公的債務の比率を毎年引き下げるとともに、財政収支を2019/20年度までに黒字化する目標を発表していた。

だが今年の公的債務のGDP比率は上昇するとし、目標は達成できないとした。2016/17年度の公的純債務はGDP比82.6%になる見通し。11月時点では81.7%としていた。

2016/17年度の財政赤字見通しは対GDP比で2.9%と、11月時点の2.5%から修正した。ただ19/20年度にはGDP比で0.5%の黒字を見込む。

しかし、エコノミストの多くは今回の成長率見通しの引き下げ前から、目標の達成は困難との見方を示していた。

オズボーン財務相は、目標達成には2019/20年度までに歳出をさらに35億ポンド削減する必要があると指摘した。

*内容を追加します。

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