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英がEU離脱なら、金融街の競争力に打撃=ロビー団体
2016年3月10日 / 08:54 / 2年前

英がEU離脱なら、金融街の競争力に打撃=ロビー団体

[ロンドン 9日 ロイター] - 英金融サービス部門のロビー団体である「ザ・シティUK」は9日、英国にとって、欧州連合(EU)加盟以外の選択肢は一段劣るものとなり、経済を破壊することはないが、ロンドン金融街の競争力を損なうリスクをはらむとの見通しを示した。

 3月9日、英金融サービス部門のロビー団体である「ザ・シティUK」は、英国にとって、欧州連合(EU)加盟以外の選択肢は一段劣るものとなり、経済を破壊することはないが、ロンドン金融街の競争力を損なうリスクをはらむとの見通しを示した。写真はロンドンで2月撮影(2016年 ロイター/Toby Melville)

英国がEU離脱を支持した場合どうなるかについて、ザ・シティUKは、先にEUとの間で成立した金融サービス面での合意には実行性があるが内容は不透明と指摘。交渉が長引いた末、英国が規制の緩い「オフショア」センターとして扱われることになる可能性があると述べた。

ザ・シティUKのクリス・カミングス最高経営責任者(CEO)はロイターに「すぐに大規模な雇用移動が起きるとは思わないが、海外からの直接投資(FDI)が来なくなる可能性が強く懸念されるだろう。英国を去る企業は必ずしもパリやフランクフルトに移転するとは限らない。ニューヨークやアジアに行く企業もかなりあり、欧州全体の損失になると思う」と述べた。

ザ・シティUKはすでに、英国はEU加盟を継続したほうが好ましいとの立場を表明。ロンドンの銀行も同意見を示しているほか、先週には金融街シティ当局も公式に加盟継続支持を表明した。

一方、離脱を支持するロンドンのジョンソン市長は、銀行がロンドンから撤退するとの意見は「脅迫」と一蹴し、離脱は好機との考えを示した。

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