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英はEU市民の権利拡大を、通商交渉入り望むなら=EU首席交渉官
2017年7月12日 / 12:00 / 2ヶ月前

英はEU市民の権利拡大を、通商交渉入り望むなら=EU首席交渉官

 7月12日、英国の欧州連合(EU)離脱交渉でEU側の責任者を務めるバルニエ首席交渉官(写真)は、司法権など市民の権利を巡り英側と大きな意見の相違があるとの見解を示した。(2017年 ロイター/Francois Lenoir)

[ブリュッセル 12日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱交渉でEU側の責任者を務めるバルニエ首席交渉官は12日、英国に対し、通商交渉に早期に入ることを望むならば、英国に居住するEU市民の権利を拡大するほか、離脱に伴う巨額の清算金支払いを受け入れるよう求めた。

バルニエ氏は記者会見で、多くの問題を巡る自身からの詳細な提案について回答を得られていないとして、英政府に対するいら立ちをぶちまけた。また、司法権など市民の権利を巡り英側と大きな意見の相違があるとした。

バルニエ氏は「英国のEU市民がEU域内に暮らす英市民と同じ権利を持つよう望む」と述べ、現在の英国案は同等の権利を保証していないと語った。

その上で、来週の離脱交渉会合では英国から詳細な提案を望むとした。これらの問題で進展があった場合にのみEUの各首脳は将来の自由貿易協定についての交渉入りを認める見通し。

バルニエ氏はまた、欧州司法裁判所がEU市民の権利の「究極の保証人」であるべきとし、英国がこれに反対すれば「不確実性が生まれる」と懸念した。英国はEU市民の権利を国内法で規制することを求めている。

*内容を追加します。

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