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EU離脱にリスク、一部銀行が移転の可能性=英中銀総裁
2016年3月8日 / 10:39 / 2年前

EU離脱にリスク、一部銀行が移転の可能性=英中銀総裁

 3月8日、イングランド銀行のカーニー総裁は、欧州連合残留の是非を問う国民投票を前にEUとの関係を協議したキャメロン首相の姿勢を支持することを明らかにした。写真はブリュッセルで昨年12月撮影(2016年 ロイター/Francois Lenoir)

[ロンドン 8日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は、欧州連合(EU)から離脱した場合は銀行の一部がロンドンを離れる可能性があるとの見方を示した。

同総裁は議会で、6月23日に予定される国民投票で残留、離脱のどちらを勧めるかは言及しないとしたが、離脱した場合は短期的に経済に悪影響を及ぼす可能性があると指摘。またインフレへの影響は不透明との見解を示した。

離脱の場合の銀行業界への影響の質問に対しては、一部の大手機関は国外への移転を検討しているとし、「一部業務を移転することは考えられる。多くの金融機関が離脱の可能性に備えて非常時対策を策定している」と述べた。

総裁は、離脱をめぐる不透明感が投資や家計支出を押し下げる一方、為替の影響でインフレを押し上げる可能性があると指摘。イングランド銀はEU離脱が決まった際のインフレへの影響について評価するとしたが、結果にかかわらずインフレ目標はいずれ達成するとの見通しを示した。

カーニー総裁は、EU残留の是非を問う国民投票を前にEUとの関係を協議したキャメロン首相の姿勢は支持すると述べた。また、ユーロ圏の統合深化の可能性に基いたイングランド銀の責務をめぐる問題についても、政府とEUとの合意に盛り込まれたと述べた。

*見出しを変更し、内容を追加しました。

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