7月NY州製造業業況指数はゼロ付近へ回復=連銀
[ニューヨーク 15日 ロイター] 米ニューヨーク連銀が発表した7月のニューヨーク州製造業業況指数はマイナス0.55と、前月のマイナス9.41から改善した。新規受注の増加を背景に1年超ぶりの水準に上昇した。
前回プラス圏に達した2008年4月(プラス0.81)以降で最も高い水準となった。ロイターが集計したエコノミスト予想の中央値であるマイナス5.0を上回った。
ウェルズ・ファーゴ・アドバイザーズ(セントルイス)のシニアエコノミスト、ゲーリー・セイヤー氏は「良い数字だ。7月はニューヨーク地区製造業の落ち込みが小幅なものにとどまったことを示している」と指摘した。「受注と出荷で久しぶりにある程度前向きな内容が見られ、製造業が転機を迎えていることを示している可能性がある。まだ暫定的な兆候ではあるが、景気後退の終息が近い可能性を示すほかのデータと一致する」との見方を示した。
内訳では、新規受注が前月のマイナス8.15からプラス5.89と大幅に改善し、07年12月以来の水準に上昇した。
在庫は01年7月の調査開始以来最低のマイナス36.46。在庫の削減が進んでいることが示された。前月はマイナス25.29だった。
支払価格は前月のマイナス5.75からプラス10.42に大幅に上昇し、08年11月以来の水準となった。
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