住友鉱がフィリピンでニッケル生産、13年開始で投資額1170億円
[東京 14日 ロイター] 住友金属鉱山(5713.T: 株価, ニュース, レポート)は14日、フィリピン・ミンダナオ島北東部タガニート地区においてニッケルの生産事業を行うと発表した。2013年8月の操業開始、総投資額は13億ドル(約1170億円)を予定。
同社の現在のニッケルの生産量は年間約6万5000トンだが、13年には10万トンに引き上げる。
操業期間は30年間で、フィリピンのニッケル鉱山最大手ニッケル・アジア・コーポレーションも現地の事業主体に出資する(出資額などは非公表)。投資資金はプラント建設、アクセス道路、港湾などのインフラ建設を主体に支出する。
同事業では、低品位のニッケルを回収する際に有効な「高圧硫酸浸出法」という技術を用いる。現地で純度1─2%のニッケルを同57%までに精錬した後、愛媛県の工場で99%にまで高める。住友鉱は05年4月、フィリピン・パラワン島において同技術を用いたニッケルの本格生産を開始した実績がある。
(ロイター日本語ニュース、浜田健太郎)
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