スコットランドG20、不均衡是正で工程表作り討議へ=米財務省当局者

2009年 11月 4日 07:20 JST
 

 [ワシントン 3日 ロイター] 週末に英スコットランドで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議について、米財務省当局者は、世界経済の不均衡是正に向け計画を実施する一方、引き続き成長促進に重点的に取り組む、との見方を示した。

 同当局者は3日、経済状況は依然「不均衡でぜい弱」だとし、米経済が第3・四半期にプラス成長に回復したにもかかわらず、政策立案者はこの点に留意すべきだと指摘。「回復が完全なものとなるまで、マクロ経済刺激策の解除が時期尚早とならないようにする必要がある」と述べた。

 G20は9月の米ピッツバーグ会合で、アジアでの消費拡大や米国での貯蓄増加を通じ、世界経済の需要均衡に向け措置を講じるとの合意に達したと指摘。G20の財務相は、各国に経済政策や目的の提示を求めることでこれを実施する方法について説明するほか、進展具合を測るためにどのようなデータを使用するか示す必要があるとした。

 その上で「国際通貨基金(IMF)がデータをまとめて評価する過程に助力する。相互評価の過程を具体化する必要がある」とした上で、「6月の次回会合での実質的かつ生産的な討議につながる、工程表が必要だ」と述べた。

 さらに、世界経済状況に関する広範な討議において為替動向に関する問題が議題に上ることはあり得ると指摘。一方、ドルの一段安を避けるための米政府の取り組みを、ガイトナー財務長官がG20に対し再び表明することを望んでいるかどうかについては、明言を避けた。

 
 
 
 
 
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