アコム、10年3月期当期損益予想を赤字に下方修正

2009年 11月 5日 16:03 JST
 

 [東京 5日 ロイター] アコム(8572.T: 株価, ニュース, レポート)は5日、2010年3月期の連結当期損益予想を従来予想の322億円の黒字から114億円の赤字に下方修正すると発表した。前年同期は136億円の黒字だった。過払い金返還の損失引当金などの増加やリストラ費用を計上するため。

 トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト4人の予測平均値は123億円の黒字だった。

 10年3月通期の営業収益は従来予想の2604億円から2764億円に上方修正。営業貸付金利息や保証事業が好調に推移している。一方で、過払い金返還請求が高止まりしているため、損失引当金繰入額を積み増す。このほか、ビジネスモデルの転換やリストラを進めるために営業拠点の再編費用や特別退職加算金などの特別損失を140億円程度計上する。

 09年4―9月の連結当期利益は前年同期比90.5%減の24億円になった。

 リストラ策として12年3月期のオペレーションコストを09年3月期比で321億円削減し600億円にする計画。経営体質強化策として有人・無人店舗の再編や希望退職者550人募集する。

 有人店舗は118店舗を45店舗に再編するほか、無人店舗は1448店舗を1200店舗に再編する。営業集中センターは現在の4カ所を2カ所に集約する。 希望退職者は来年3月31日時点で36歳以上、満59歳以下の正社員が対象。募集人数は現在の従業員2756人、出向者285人に対し550人程度を予定。営業拠点の再編などで2089人体制にする。

 
 
 
 
 
 

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