東欧地域の銀行業務、11年に上向く見通し=ウニクレディト

2009年 11月 10日 03:15 JST
 

 [ウィーン 9日 ロイター] 東欧地域における金融最大手、イタリアのウニクレディト(CRDI.MI: 株価, 企業情報, レポート)は9日、リポートを発表し、同地域の経済および銀行業務の成長が2011年に上向くとの見通しを示した。クレジットの伸びはユーロベースで15%拡大し、08年の成長水準を上回るとした。

 ウニクレディトの東欧部門を率いるフェデリコ・ギッツォーニ氏は、調査についてのブリーフィングで記者団に対し、銀行の損失引当金は年内にピークに達するとの見方を示す一方、不良債権は10年中盤にかけて引き続き増加すると予想した。

 同地域のクレジットは、通貨下落を一部要因として今年ユーロベースで5%縮小し、2010年にはローン規模が合計で拡大に転じ、8%と穏やかな伸びを見せるとの予想を示した。

 また、一部の銀行にとって資金調達(ホールセールファンディング)が依然困難であり融資資金を顧客の預金に頼ることになるとして、成長の伸びは限られるとした。

 リポートで「融資の伸びは引き続き預金創出能力と密接な関係にある。(成長は)法人部門から再開し、小口融資は短期的に一段と制約されるだろう」と述べた。

 「結果として、収入は09・10年も最近の年と比べて引き続き抑制され、完全な回復は2010年にずれ込むだろう」とした。

 ウニクレディトは同地域の融資規模でオーストリアのライファイゼン(RIBH.VI: 株価, 企業情報, レポート)やエアステ・バンク(ERST.VI: 株価, 企業情報, レポート)を上回る。

 
 
 
 
 
 

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