10月銀行・信金計の貸出平残は前年比+1.5%=日銀

2009年 11月 10日 10:36 JST
 

 [東京 10日 ロイター] 日銀が10日発表した10月の貸出資金吸収動向によると、銀行・信金計の貸出平残は前年比1.5%増となり、9月の同1.5%増と同じ伸び率となった。

 9月、10月の伸び率は、2008年5月(1.5%増)以来の低い伸びとなった。また特殊要因調整後の銀行貸出も前年比1.9%増と、9月の同2.1%増から伸びが鈍化、伸び率としては、08年4月(1.7%増)以来の低いものとなった。 

 伸び率の鈍化傾向について日銀では、企業の設備投資向け、運転資金向けの資金需要が弱めに推移していることを挙げた。

 実質預金プラスCDの伸び率は前年比3.5%増と9月からやや加速したが、日銀では、企業が手元流動性を厚めに保持している動きが続いていると説明した。

 同時に発表された10月のマネーストック(M2)は前年比3.3%増となり、9月の同3.0%増から伸びが加速した。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比3.1%増で、発表された数字はこれを上回った。

 M3は前年比2.4%増と、9月の同2.1%増から伸びが加速。広義流動性は前年比1.2%増と、9月の同0.6%増から伸びが加速した。 

 (ロイターニュース 児玉 成夫記者)

 
 
 
 
 
 

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ