英バークレイズの第3四半期利益は15.6億ポンド、配当復活
[ロンドン 10日 ロイター] 英国の銀行大手バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)が10日発表した第3・四半期決算は減益となったものの、投資銀行部門が好調に推移し、収益を下支えた。また、不良債権は予想よりも早く峠を越えるとの見方を示すとともに、1株当たり1ペンスの復配も発表した。
第3・四半期の利益は15億6000万ポンド(26億ドル)で、前年同月の28億ポンドから減少した。
1―9月の税引き前利益は45億ポンド。前年同期の56億ポンドから19%減少した。
買収、債券の買い戻し、その他一時項目を除外した利益は2倍以上に拡大し、44億ポンドとなった。
1─9月の減損損失、その他の評価損は62億ポンドで、前年同期の38億ポンドから大幅に増加した。英国の景気低迷と失業の増加により、ローンの返済不履行が増加した。
通期の減損損失については、従来のコンセンサスである90億─96億ポンドの下限付近になるとの見通しを示した。
同行は10月の業績について、1―9月のトレンドと「おおむね一致」していることを明らかにした。
投資銀行部門であるバークレイズ・キャピタルは、1―9月に14億ポンドの利益を計上。債務関連費用を除けば27億ポンドの利益だった。
昨年買収したリーマン・ブラザーズの米国部門が収益に寄与したほか、欧州およびアジアでの株式やM&A(合併・買収)助言業務で収益を拡大した。
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