欧州委員会、カルテルで化学大手に制裁金支払い命じる

2009年 11月 12日 11:08 JST
 

 [ブリュッセル 11日 ロイター] 欧州連合(EU)の欧州委員会は11日、プラスチック製品の製造に使われる安定剤について、24社がカルテルを結んでいたとして、総額1億7300万ユーロ(2億6000万ドル)の制裁金支払いを命じた。

 欧州委員会は、スイスのチバ(BASF.DE: 株価, 企業情報, レポート)に対して6840万ユーロ、オランダのアクゾ(AKZO.AS: 株価, 企業情報, レポート)対して4060万ユーロ、英米系のエレメンティスに対して3250万ユーロの支払いをそれぞれ命じた。

 米化学メーカーのケムチュラ(CEMJQ.PK: 株価, 企業情報, レポート)は、カルテルに参加していたが、欧州委員会に情報を提供したことから制裁金支払いは免除された。

 フランスのアルケマ(AKE.PA: 株価, 企業情報, レポート)は、以前にもカルテルに参加していたとして、制裁金が90%引き上げられた。

 スズ安定剤のカルテルは1987年に、ESBO安定剤のカルテルは1991年に始まり、2000年まで続いたという。

 欧州委員会のクルス競争政策担当は「両製品について、企業は販売価格を固定し、顧客をシェアし、市場を割り当て、ビジネス上重要な情報を交換した」と語った。

 
 
 
 
 
 

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ