NY外為市場でドル上昇、リスク選好弱まる

2009年 11月 13日 08:00 JST
 

 [ニューヨーク 12日 ロイター] 12日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが幅広く上昇。複数の政策当局者が世界経済の先行きに慎重な見方を示したことを受け、最近上昇していた高金利通貨に利益確定の売りが出た。

 投資家のリスク選好が弱まりドル買い戻しが進む中、米原油先物は2%超下落、米株価も大幅安となった。

 ユーロ/ドルは1%安の1.4840ドル。

 ドルはスイスフランに対して1%高の1.0177スイスフラン。ドル/円も0.6%高の90.38円。ポンド/ドルは横ばいの1.6575ドル。

 原油安を背景にここ数カ月上昇していた資源国通貨の売りが優勢となり、ドル/カナダドルは1%高の1.0560カナダドル。豪ドル/米ドルは0.9%安の0.9224米ドル。

 アナリストによると、温家宝首相が、積極的な財政政策と金融緩和策を継続していくと表明したことも、投資家の慎重姿勢を高めたという。

 この日発表された米失業保険申請件数は減少、これを受け、ドルは円に対して上昇した。通常景気についての明るいニュースはドル売り高金利通貨買いにつながるが、アナリストは、この日は利益確定の売りが優勢になったと指摘する。

 また、一部のアナリストは、良好な米経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)の利上げが予想よりも早期に行われる可能性が高まり、その結果、ドルの魅力が増すとの見方からドル買いが出たとの指摘もある。  続く...

 
 
 
 
 
 

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